ある時、桜木町駅(神奈川県)から
歩いて3分ほどの映画館ブルク13に行った。
原作を読んで「◎」だったので
その作品が映画化されたことを知り
映画を観に行ったのです。
その映画は『君の膵臓をたべたい』
客室はほぼ満席。
90%が高校生のカップル。
そして、わずかな25歳くらいまでの女性。
男で、鈴木の年代はわずか2人。
結論から言うと
鈴木は、泣きました。(涙、涙、涙でした)
ちょっと恥ずかしかったけど、、、
予想以上に良かったので
この奇妙なタイトルを持つ
小説、映画については後日お話ししますね。
感情が大きく揺さぶられた後なのか?
わからないけど、、、
その後に駅前で見た
母と娘、そして息子の行動を見ていたら
更に泣けてきました。
今日は、この話しをします。
オカン:30~35歳ぐらい
息子:年長組
娘:年少組
オカン、息子、娘がランドマークの方から
歩いてきました。
息子、娘は同じ幼稚園の服を着ていました。
ここからは、鈴木の頭の中でのことです。
オカン「つー君、みーちゃん。
今日は、どないだったね、、、」
※なぜか九州弁です
つー君「・・・・・・」
※男の子はいつもしゃべらんのです
みーちゃん「おかんね、マー君がみーちゃんに
赤い色のやつをくれたんよ」
オカン「そうね。。。」
そこへ、30メートル先の停留所に
横浜市営のバスがやって来ました。
行く先は「港の見える丘公園」です。
オカン「つー君、バスが来たとね。
ママとみーちゃんが行くまで
あんた、走っていけとね、、、」
つー君は走りました。
それにつられてママも走りました。
バスが発車寸前だったからです。
みーちゃんもつー君、ママに負けずに
走り出しました。
でも、みーちゃんは一番小さいので
途中で転んでしまいます。
みーちゃんは、つー君、とママが
先に行ってしまったのを見て
不安に襲われて泣きだしました。
近くにいた初老のおばはんが
みーちゃんにやさしく声を掛けています。
みーちゃんの泣き声に気付いたママは
彼女のところまで戻ります。
そして、抱きかかえて
そのやさしいおばはんにお礼をしてから
みーちゃんに何かを話しかけています。
それを見ているつー君。
追伸
あのみーちゃんの泣き顔。
オカンの安堵したような泣き笑いの顔。
そして、つー君の誇らしげな顔。
家族っていいなぁ~と。。。
鈴木は、桜木町駅での改札で
いつもよりもやさしく
パスモをタッチしました。
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