先日、観た映画『ボブという名の猫』は
猫たわけにはたまらない1作。
ヘビーな猫たわけである
鈴木は、「猫、ねこ、にゃん子」といった
キーワードが付く映画、本には必ず目を通す。
昨年公開された
『世界から猫が消えたら』も観た。
アニメ『ルドルフとイッパイアッテナ』も
観たのです。
当然、茶猫を主人公にした
『ボブという名の猫』も
見逃すわけがありません。
上演前から楽しみにしていました。
ロードショーが始まった3日後
早速、観に行ったのです。
観客のほとんどが60歳以上
猫好きの人たちばかりです。
そこで、
簡単にストーリーを記すと、、、
<ロンドンでプロのミュージシャンを
目指すが夢破れ、家族にも見放されて
ホームレスとなった青年ジェームズ。
人生に目的も目標も持てないまま、
薬物依存から抜け出す事もできず、
まさにドン底の生活を送っていた
彼のもとにある日、足にケガをした
一匹の野良猫(ボブと命名)が迷い込んでくる。
ジェームズが有り金全てを
はたいてボブを助けて以来、
ふたりはどこへ行くにも一緒で、
次第にその動向が世間の注目を集めるようになる。
しかし、彼らの前に次々と試練と困難が立ちはだかり、
ジェームズはボブのためにも、
それらを1つ1つ乗り越え、
やがて大きなチャンスが訪れることになり…>
(109シネマズから引用)
1、映画で描かれるロンドン市内の様子が
ブレグジットや移民問題で
テロが頻発している国のようには見えない。
※ヨーロッパで、テロ発生回数が
一番多いのがイギリスです。
ただ、映画の中で薬物を売っている
売人はアングロサクソン系ではない。
東欧系か?
こんなところにイギリスが現在
置かれている環境が映し出されている。
2、また、薬物の断薬のしかたが日本とは違う。
日本は、いきなり断薬だが、、、
イギリスでは、ジェームズが毎日、
薬局で薬物と同じ効用を持つ、
無料の薬剤を飲んでいた。
そして、精神面が安定した時に
初めて断薬治療に入るようだ。
※突然の断薬は、発作的な自死を
導く可能性があるようです。
(調べてみたが、詳しいところはわからない)
3、茶猫の野良猫(ボブ)と出会うまでは
非常に悲惨なタッチで描かれている。
ホームレスであるジェームズが
ゴミ箱を漁って食べ残しを探したり
捨てられているタバコを拾ったり
それを観る限りでは、とてもじゃないけど
V字回復があるようには思えない。
しかし、茶猫の野良猫(ボブ)が
現れてからというもの、、、
どんどん人生が変わっていく。
(人生って、何か1つきっかけが
あるだけで変わる可能性を秘めている)のだと思うのだ。
ちょっと、出きすぎのきらいもあるが
この映画は実話を元にしているのです。
だから、こういったことも
起こりうるのが人生なのでしょうね。
人生、捨てたものでもない、
と思える映画です。
ぜひ、観ることをおススメします。
追伸
それにしても猫は偉い。
ただ、そこに寄り添うだけ。
鈴木もそんな猫
いや、人間になりたいものだ。(苦笑)
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生まれてくる子は、男の子かな、、、