先日、『レッド・スパロー』を観た。
スパローは、「すずめ」の意味。
つまり、赤いすずめ
美貌、色気で捜査対象者を陥落させ
スパイに仕立てあげていく女性スパイのこと。
※ロシアの女スパイの意味
舞台は、モスクワ、ブダペスト
時代背景から、ソ連崩壊から
ロシアに移り変わる間だと思う。
ソ連の諜報機関と言えば
普通KGBをさすが、、、
映画では、国家保安局になっている。
また、ワーニャ・エゴロフ役を
意図的に、プーチンの若い時に
似せて出演させている。
※初めて見た時に、
あぁ~この映画はプーチンを風刺した
プロパガンダ映画だと思ったほどだ。
また、実際、プーチンも、
レニングラード大学を出た後KGBに入局、
その後、東ドイツのドレスデンに赴任している。
そこから、キャリアを開始した。
レニングラード副市長を経て
国家保安局の副長官になっている。
そして、この映画でも
ワーニャ・エゴロフは
国家保安局の副長官役だ。
さて、いつも通りに
予告篇を貼っておくので
まずは見て大まかなストーリーを
頭に入れて下さいね。
続いて
【キャスト】
・ドミニカ・エゴロワ:ジェニファー・ローレンス
(ロシアのスパイ)(ボリショイの元・プリマ)
・ネイト・ナッシュ:ジョエル・エドガートン
(CIA局員 ロシア駐在員)
・ワーニャ・エゴロフ:マティアス・スーナールツ
(ドミニカ・エゴロワの伯父さん)(スパイマスター)
・コルチノイ:ジェレミー・アイアンズ
(ロシア諜報機関、将軍)
・まずは、ジェニファー・ローレンス。
スパイになるまでは、ボリショイ劇団のプリマ役。
踊りもさることながら
体を相当絞って作ってきているのがわかる。
胸、お尻はもともと大きいが、
胴回り、腰回りが
キュッと絞られているのが
洋服の上からでもわかる。
アクションシーンもよかったが
時おり見せる寂しげな表情は抒情を誘う。
化粧をしていないスパイ養成所での
ジェニファーも驚くほどきれいだ。
・ブダペストの町がきれいだ。
石畳、市電、アパート、家具など
・プーチンそっくりの俳優さん
マティアス・スーナールツ
ベルギー人という。
本物のプーチンと比べると
目元の非情さが薄れているように見えるが、、、
任務のためには、実の姪をスパイに
仕立て上げるところが
「ホントかな」って思ってしまう。
・ジェレミー・アイアンズ
いい俳優だ。若い時もよかったが
齢をとってから、さらに渋く、
得体がしれなくなった。
追伸
後半、ロシア、アメリカ諜報機関の
だましあい、裏切りが続く。
わかりづらくなるが、、、
最後に、その謎が解ける。
スパイ映画が好きな人は必見だ。
それにしても、
A・ジョリー『ソルト』から
女性スパイものが多い。
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