40代の女性。
3度目にお見えになった時に
「先生、この頃、右の肋骨の
このへんが痛いのです」と、おっしゃる。
「どこが痛いのですか?」
「ここです」
その箇所をさわらしてもらうと
確かにそこの肋骨がぶ厚くなっていた。
(それまでは、腰が痛いって
さかんに言っていたのに、、、
今日は、この箇所が痛いのか、、、
確かにぶ厚くなっているから痛いのだろう)
身体を見ていくと、お腹の右下の箇所が
腫れているようになっている。
そこを捉えて大きく内外とやると
「先生、それ痛いです」と。
この箇所は、身体が暑さにダメージを
受けると出る箇所なのです。
(暑さにやられたのだな、、、
右の肋骨は、古傷の影響だ)
「昔、この右の肋骨何かしましたか?」
「昔、折ったところです」
「そうでしょうね」
「わかるんですか」
追伸
その後、古傷と関係ある箇所を
背中とお腹で調整した。
「右の肋骨の痛み、少し軽くなったみたいですね」
「、、、、、、そういえば」
このように、今の時期、
湿気が多くなり始めた頃は
昔やった打ち身が痛くなることが
多いので、知っておくと
患者さんとの信頼関係が増します。
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