「あっ、今日の昼のまかないは
さんまの塩焼きか。。。」
以下は、鈴木の頭の中
空想しているのです。
↓
(う・ふ・ふ)
さんまは今が旬。
油ものっていて、うまい。
どうやって食べようか?
・レモン汁をぶっかけて食べるか?
・腹の所を先に食べるか?
苦いけど、ここがうまいんだ、、
・大根おろしで食べるのもいいなぁ~
あぁ~早く昼が来ないかな、、、
早くさんまを食べたい。
↑
この話は、
もう、今から、25年前になる。
場所は、横浜中華街にある
広東料理の●●閣の4階にある厨房でのこと。
その軒先に、魚屋から仕入れた
さんまが入った白色のケースを
見かけたのです。
「あぁ。今日の賄いか(まかない)?」
※「賄い」=主に飲食店で
出される無料の食事
※※さんまを使った料理は、
このお店のメニューにはない。
だから、安直にそう思ったのですが、、、
これだけ、あの時のことを
隅々まで覚えているんだから
食べ物の恨みはげに恐ろしい、、、(苦笑)
さて、たわいのない話が続きます。
その1時間38分後、
今日のまかないとして
鈴木のテーブルの前に出てきたのは、
「んっ、、、」
確かにさんまなのだが
鈴木が想定している
日本風のさんまの塩焼きではなく
さんまを片栗粉でまぶして
油で揚げたフライだった。
追伸
後で、同僚の中国人の友人
郭君に聞いた。
「ねぇ、郭君。
中国ってさんまを調理する時
あぁ~やって油で揚げるの?」
「そうだよ。あぁ~やって油で揚げる」
「塩焼きみたいにしない?」
「しない(キッパリ)」
お国が変われば習慣も変わる
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