ある日の昼休みのこと。(5/18)
患者さんにお渡しする「お釣り」が
残り13,000円になった。
明日以降(土曜日のこと)のことを考えると
少々、心細いので新札に両替しようと、
横浜のM銀行へ行った。
※鈴木のところでは土曜日に
お見えになる患者さんが多いのです
鈴木のところでは、
「お釣り」は、基本的に
新札で返すようにしているためである。
なぜ、そうしているかというと
今から、16年前に開業する際に
道場の先輩であり本部講師であるH先生から
「鈴木さん、お釣りは新札で用意して下さい」
と、言われたためである。
その時は、(そんなものかな、、、)と
正直思ったが、、、
(実績をあげていらっしゃる先輩が
そう言うのであるからやってみよう)と。
そういうところは
鈴木は案外素直なのである。
※自分で言ってはいけないよね(苦笑)
その後、実際に、患者さんに
新札のお釣りを手渡すたびに
「先生、いつもきれいなお札で
気分がいいです」
と、おっしゃる方が多いのです。
(たかが、新札で、、、)と、
思う方も多くいらっしゃると思いますが
実際にやってみるとこれが全然違うのです。
新札をお渡しするだけなのに
なぜか「しっかりした人」と思われ
信頼されるのです。
患者さんの信頼は、操法の効果を
何十倍にもするので
体も速く良くなるし
鈴木の負担も減るのです。
そう、お互いにいいことづくめなのです。
H先生、本当に「いいこと」を
教えて下さってありがとうございます(感謝)
※このH先生、その気遣いの密度には
凄まじいものがあるのです。
お釣りにとどまらず、
会費などで集金する時も100%新札。
鈴木は、患者さんでもないのに
たかが幹事なんだけど
えらく感動して低頭して
その新札をへへ~っと、お預かりするのです。
と、いう具合に、
・しわくちゃで疲れたお札をもらう時
・糊(のり)がびっしり効いている
お札をもらう時とでは
同じお札(=お金)なのに、、、
受け取る印象、というか
感情がまったく変わるのです。
たかが、お札、、、
されど、お札、、、
同じ価値なのに全然ちがうのです。
そう考えると、人間っておもしろい生き物ですよ。
にゃん子はお札を見ても
価値がわからないから
踏みつけるかもしれない。
もしかしたら、おしっこを
かけるかもしれない。
あのザラザラとしたべろで
舐めるかもしれない。
(これは、食べ物じゃないなぁ~)と。
しかし、人は違うのです。
感情が揺さぶられるのです。
そして、新札を見て
何かを察し、何かを感じていくのです。
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鈴木さん、なんでそんなに時間があるの?