患者さんとの
コミュニケーションは
ホントに難しい。
鈴木自身は、ず~っと
「教え方」は上手だと
ひそかに思っていたのだが、、、
実は、そうでもないらしいことに、
ある時、気付かされた。(--〆)
恥を書くのはイヤだが
それでは今より成長しないので
恥を忍んで書いてみる。
ある患者さんの施術を終えてから
以前お教えした体操の確認をしようと、、、
鈴木「●●体操をやってみせて下さい」
患者さん「・・・・・・」
なぜか、やりたがらない。
鈴木は、(毎日、やっていないから
やりたくないのだろう)と、感じたので
できる範囲で結構ですから、、、」
患者さん「(しぶしぶやってみせてくれる)」
・・・先生が教えてくれる
体操は難しいから、、、」
(えっ、、、そう思っているのか?)
かなりショックだった。
鈴木「●●さんにイヤな思いを
させてしまったんですね。
申し訳ないことをしました。
どんなところが難しいのですか?」
患者さん「(幾分、気を取り直した様子)
そうですね、、、△△のところです」
鈴木「そうですか。
まず、私がやって見せますね。
●●さんにとって、この体操のポイントは2つ。
ここだけ外さないと大丈夫です」
患者さん「この2つで大丈夫なんですか?」
鈴木「はいっ。平気です。
では、ちょっとやってみましょうか?」
患者さん「(すんなりやってくれる)
これならやれそうです」
鈴木「この2つだけ気をつけて
やって下さい」
患者さん「わかりました♪」
追伸
人は、自分が聞きたいことだけを
聞きたいもんだ。
つまり、自分に合っているかどうか?
体操もいっしょ。
鈴木が、したいようにするのではなく
相手が、聞きたいこと、知りたいことを
話さなくては指導とは言えない。
ちょっとニュアンスは違うが
「教育」の語源は、
「知識」を教える事ではない。
「相手の中にある眠っている才能」を
引き出すことだそうだ。
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