今日のブログは過激です。
そして、整体とも
全然関係ありません。
それでも「読んでみよう」と思う
奇特な方だけ読んで下さい。
では、始めます。
まず、タイトルですが
いっけん「まとも」そうですが
そうではありません。
でも、こんなことを言った人は
かなり優秀な方です。
※ハンス・フォン・ゼークト
(1866年- 1936年)は 、ドイツの軍人。
参謀総長や陸軍総司令官を務め、
1920年代前半のヴァイマル共和国
軍最大の実力者として
「国家の中の国家」である軍の権威を確立した。
マネージメント(=組織管理)を
仕事とされて入る方は、、、
軍人ハンス・フォン・ゼークトの
組織論は一度は目にした方もいるでしょう。
簡単に言うと、こんなのです。
・頭の良い働き者は参謀にしろ
→ 理由は勤勉であるために自ら考え、
また実行しようとするので
部下を率いるよりは参謀として
司令官を補佐する方が良いといわれる。
※そこから派生して
今風で言うと
「普通のサラリーマン」に向いている
・頭の良い怠け者は前線指揮官にしろ
→ 1つは、怠け者であるために
部下の力を遺憾なく発揮させるため
1つは、どうすれば自分が楽をできる
(=軍隊としても)勝利を考えるため
※そこから派生して
今風で言うと
「起業家」に向いている。
・無能な怠け者
→ 総司令官、または連絡将校に
向いているとも、又は下級兵士。
理由は自ら考え動こうとしないので、
参謀や上官の命令どおりに実行するため。
※そこから派生して
今風で言うと
「兵士」に向いている。
・無能な働き者
→ 理由は働き者ではあるが、
無能であるために間違いに
気づかず進んで実行していこうとし、
更なる間違いを引き起こすため。
※そこから派生して
今風で言うと銃殺しろ。
と、、、
かなり手厳しい言いようです。(苦笑)
特に、「無能な働き者」に対しては
なまじ頭が働くだけに
そのメリットより
デメリットの弊害を
恐れているようです。
そんな時、こんな本の批評に
出会いました。
ちょっと引用します。
4/13(土)朝日新聞、読書
<名将の優れた戦術センスと弊害>
『砂漠の狐』ロンメル
北アフリカ戦線で圧倒的に
優勢な連合国軍を幾度も撃破し
砂漠の狐と恐れられた男。
ヒトラー暗殺計画への関与を
疑われて自殺を強要された悲劇の名将。
(中略)
ロンメルは自らの身を
危険にさらすことを恐れない
勇猛な指揮官で
敵の虚を突く優れた
戦術的センスを有していた。
だが陣頭指揮を好む
ロンメルのスタイルは
師団長クラスまでは
前線の状況を
掌握できるという
利点を有したが
彼が軍司令官、
軍集団司令官に
昇進すると弊害の方が大きくなった。
前線での独断専行は
後方司令部を混乱させ
補給軽視につながった。
ロンメルと言えば、、、
「名将」として有名ですが
「戦略」(=全体像の計画)の立案には向いていない
「戦術」(=個別計画)の実施に向いている
つまり、実践プレイヤーとしては最優秀。
しかし、トップの器ではない、ということ。
追伸
人は、すべからく
「役割」があるということですね。
※「いい」「悪い」の問題ではない。
善悪で判断することとは
本質的に違うことを理解してください。
人種の中で最も「リアリスト」である
ドイツ人、そして軍人が考える組織論ですから。
※日曜日のブログの投稿をお休みします。(涙)
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