と、教えてくれたのは、、、
後輩Gさん。
「Gさん、先ほど、先生に
お腹を調整してもらっていたけど、、、
どんな感じだったのか?
教えてほしいんだけど、、、」
「鈴木先生、いいですよ」
「では、よろしくお願いします」
※と、いう具合に
井本整体では、先生から直接
指導を受けた方に、
先輩、後輩を問わず
先生の「感じ」を「伝授」してもらうことが
多々あるのです。
当然、「礼儀」は必要です。
後輩であっても関係ない。
そこで、先ほど先生の「手」を
受けたGさんに仰向けに
なっていただいて
鈴木が、彼女のお腹に
手を置くと、、、
日頃は、いつも明るいGさんが、
一言もしゃべらない。
・・・・・・・(5秒経過)
(待つ時は、5秒でさえも長く感じる)
「Gさん、どんな感じですか?」
(こういう時って、、、
気負けしている方が
先に声をかけるというのは常識)
でも、それでも
何か、言いにくそうに
しているので、、、
彼女が言いやすいように、
「井本先生がさわった箇所は
ここだった?」と、聞く。
※もとより、そんな場所を
井本先生は、さわっていないのは知っている。
「鈴木先生、
そこじゃなかったですね、、、」
「そうですか、、、
(さわる箇所を変えて)
では、この場所だと思うんだけと」
と、言いながら井本先生が
さわっていた箇所をさわると、、、
「確かに、そこなんですけど、、、
(3秒)
何かが違う?」と、哲学者のように言う。
でも、これで、判明しました。
鈴木の手の置き方、動かす速度が
井本先生のとは明らかに「違う」ということが、、、。
それから13秒ほどして、、、
「鈴木先生、、、
井本先生の手は、もっと大きく感じました。
まるで、大きなへらで
大事なものを集めているような感じでした」
「Gさん勉強になりました。
ありがとうございます。」
追伸
そうなのです。
「手」を置かれた瞬間に
「極めた人」と「それ以外の人」とでは
「手」が比較にならないほど違うのです。
当然、
「極めた人」は、井本先生
「それ以外の人」は、鈴木ですよ。
だから、ある意味、
整体操法は
初手で手をおかれた瞬間に
技術が決まっているようなものなのです。
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