鈴木は、60代の男性の
「お腹」の右下の
箇所を捉えていた。
すると、脈が、、、
「トン、トン、スッ、
ドン、スッ」
と、かなり強い違和感を感じる。
(おかしい、、、)
確認のために、10秒ほど
待ってみるものの
変化がない。
「脈が、ちょっとおかしい
打ち方をしていますが、、、」
と、言うと、、、
「あぁ~30年来の
不整脈なのです」
そこで、、、
みぞおちの箇所を確認する。
硬くて、おかしい。
すぐさま、、、
みぞおちから、上へ
胸骨をたどって行くと
引っ掛かる箇所がある。
病、膏肓(=こうこう)に至ると
言われる急所だ。
(ん~ん、、、)
でも、湿っているので
とりあえず安心する。
※この箇所、犬の鼻といっしょで
湿っているのが正常。
乾くと、怖いのです
その箇所を、、、
右手の拇手根で大きく捉える。
すると、左側に流れていく。
(心臓に負担が掛かっている)
左側に流れているので
その流れに逆らわず、、、
左、左、左へと流す。
引っ掛かる箇所が
できたので、、、
それを引っ掛け、
みぞおちへ向かって下げる。
3呼吸後、、、
「緩んだよ」とのサインなのか
鈴木のお腹が「グーっ」となった。
※これは「いい兆し」
相手と1つになれたから
それで、手を離し、、、
患者さんの脈を確認。
80%ほど改善したので
良しとする。
追伸
その後、背中を診ると
心臓と関係の深い
胸椎4番付近は硬い。
また、関連する胸椎9番には
ちゃんと硬結があった。
でも、それほど
反応がないので
仙骨4番の左をさわる。
すると、飛び跳ねるように
痛がっていた。
ここが、、、、
今日の段階での「決め技」。
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