![-井本整体横浜室-よしみ整体[鈴木好美]](/wp-content/themes/yoshimi-seitai/images/logo.png){kind=logo}
※50代以降の女性、
長く通ってきて下さっている方
屋久島にて下山中に転倒して骨折
まず、山歩き、ハイキングの
トラブルの多くは「下山」中に
起こる確率がほとんどだそうだ。
なぜか？
・目的である登山を終え
気が緩んだため
・登山中は、脚に力が入る。
その結果、腰に力が入る
※そうしないと登山できない
しかし、その反対に、、、
下山中は脚に力を込めなくても
重力の関係で下りることはできる。
その時には、腰の力が
抜けているため、、、
足元がちょっと「不安定」だと
転びやすいのです。
※ちなみに、妊婦さん、老人は
腰の力が抜けているため
妊婦さん：お腹に赤ちゃんがいる
老人：腰がくたびれている
下り階段、下り坂の時こそ
エレベーター、エスカレーターを
使用することが重要です。
さて、この女性。
骨折後、翌日には来院。
※骨折、ねんざとも
3日以内の処置が好ましい。
なぜなら、時間が経過すると
筋肉が硬直するので
その整復に時間がかかるのです。
「では、仰向けになってください」
「はいっ、、、」
「帰り道に転んだのですか？」
「はい、なぜわかるのですか？」
※これは先ほど書いた理由から
「でも、とっさに手を付いたおかげで
頭を打たなかったのは
体が整体だったからでしょう」
「・・・そうかもしれませんね」
簡易的に固定している
ギブスを外してもらう。
まずは、骨折部の確認です。
※橈骨遠位端骨折なので
親指近くの手首の部位
とにかく、、、
「大きく」
「包み込むように」
「軽く」さわる。
すると、骨折部位だけが
冷たい、硬い、脈を打っていない。
※骨折していない左と比べると、
その違和感は顕著である
また、ここで時間を掛けると
相手の体が緊張して
わからなくなるので
速度が最も重要
ここへぴたっとフィットするように
親指の腹を大きく当て固定する。
※この固定した箇所が
緩むと整復が失敗するので
絶対に最後まで緩めないこと
それから、反対側の手で
右手の5本指を軽く引っ張り
関連する指を確定。
その指を、、、
気持ち、引っ張りながら
上下、左右、回旋しながら
緩めていくのです。
追伸
井本整体の理論で
「筋肉は、骨の位置を
覚えているのです。
だから、筋肉を調整することで
骨は元の位置に戻るのです」
と、言うのがある。
その通り、行う。
すると、骨折した部位が
次第に暖かくなってきた。
そして、脈を打ち始めたので
（これで、大丈夫だろう。。。）
後は、骨がくっついた後
運動障害が起きないことを
確認して終了です。
「では、指を
上下、左右、回旋してみてください。
痛くないですね？」
「はい、痛くないです」
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