トランペットを吹いてみたい
と、思うきっかけになったのは
読売新聞のこの記事。
6/22(木)朝刊13面
1959年(昭和34年)
小さな2児を抱えた25歳の主婦が
「子どもが成長した時
巣立っていく喜びといっしょに
虚脱感を味わい
生活の目的を失うのを恐れています」
と、読売新聞の質問コーナーに質問した。
その解答が、、、
「人の手がけぬような外国語を
家事の片手間に少しずつ
マスターしていくのもプラスになります」
普通なら、それで忘れるのだろうが
この主婦は忘れなかった。
子どもに手が掛からなくなった10年後、
その当時は、人の手がけぬような外国語である
中国語を勉強し始めたのだ。
その4年後、中国語の通訳ガイドの資格を取った。
追伸
鈴木は、高校1年生の頃、
なぜか、トランペットに憧れたことがあった。
その当時、クラスの中に
やることなすことが極端で注目を引くM君がいた。
世間のことを知らない鈴木は
このM君の側にいて、よく話しを聞いていた。
ある時、M君。
「トランペットは、いいんだよ。
あのマイルス・ディビスがいいんだよ」と言う。
鈴木は、、、
(トランペットは何?
マイルス・ディビスって誰?)と思っていた。
「トランペットは、
音を出すのが難しいんだ。
だから、こんなものを使って練習するんだよ」と
言って、見せてくれたのが
象牙色のプラスチックのマウスピース。
すぐに、象牙色の
プラスチックのマウスピースを買った。
※鈴木は、いいと思ったら即実行なので
その後、試すもなかなか難しい。
2か月ぐらいして、ピュ~と音が
出せるようになった時には
M君は、興味が移ったらしく
ラグビーの話しをしていて
トランペットからは、すっかり離れていた。
そして、鈴木も知らぬうちに、
マウスピースを吹くのも止めていたのです。
それから、40年経ってアラ還になって
死を身近に感じるようになってからは
積み残したものを、
クリアーにしたい要求が高まっているのです。
関連記事
- 2017.03.19
漫画を借りていくあっちの筋の人 - 2019.02.06
フェラーリの話し - 2019.11.09
鈴木君、今(=集まっていた力)抜けたのはわかったか? - 2017.06.16
鈴木の頭の中(1) - 2020.08.09
利子ほど高いものはない - 2014.04.25
日本は不景気ではない