70代の男性。
操法を終えて、ずいぶん体が
楽になったと言っておられた。
「でも、まだ杖が手放せないのです。
なぜですか?」と、聞かれる。
杖が手放せない理由も
1つではない。たくさんあるのです。
人間の生命は、複雑巧妙に
できているから、、、
でも、その方の場合は
背骨が硬いのが
特徴なのでこう答えます。
「●●さんの場合は、背骨が硬いから」
「・・・・・」
「背骨は体の中心にあります。
それが緩んでいて余裕があれば
左右にふらついても問題がないのです。
なぜなら、左にふらついても
背骨が支えてくれるから。
また、背骨の脇には
神経が通っているでしょ。
背骨が硬直することで
その神経の働きも阻害されるから」
「・・・・・・」
「だから、背骨が緩んでくれば
じきにそのフラフラ感もなくなり
杖が要らなくなるでしょね」
「・・・・・・」
追伸
この方の場合は、背骨が硬直が
主たる原因ですが、そうでない時も多いです。
※三半規管の問題とか、体の左右差とか
ですから、一人ひとり丁寧にお体を
診ていくことが重要なのです。
関連記事
- 2020.10.22
読者からの質問に答えます(上) - 2021.02.19
鼻血の意味 - 2020.07.04
お年寄りが、腰の上あたりを叩く理由 - 2020.11.09
首が緩んでいない時 - 2020.07.25
食事の際に、右脚を上にして脚を組む女子高校生 - 2020.08.18
左あごの下に左手を当てて歩く後期高齢者の女性
![-井本整体横浜室-よしみ整体[鈴木好美]](/wp-content/themes/yoshimi-seitai/images/logo.png)

















