もう10年以上前の事、、、
当時、整体修業のために
スイスから来られていた
Fさんのお誕生日会でのこと。
井本先生が
座っていらっしゃるテーブルに
鈴木は、すっと近寄り、
先生の隣りに
座っていらっしゃった
Fさんのワイングラスに
ワインを注いだ。
注いだ後、、、
そのワイングラスを
手前に引いた。
「(Fさん)どうぞ」
※この動作は、飲食業界では
エレガントに魅せる技の1つ
すると、先生は、
鈴木の顏を見るためか
わからないが、、、
振り返って
「ぎょっと」した表情で
一瞬、鈴木の眉間を見た。
(あれっ、やりすぎたか、、、)
と、思っていたら、、、
「鈴木君、、、
仕事間違えたな」と、
一言、言った。
※先生が発することばは
どんな時でも「どきっと」させる。
追伸
その時は、
(俺って、整体、
向いていないのか?)と。
でも、その後で、、、
寝床についてから
あの時のことを思いだす。
「鈴木君、、、
仕事間違えたな」と、、、
先生がおっしゃられた時
鈴木は、こう感じたのだった。
(鈴木君、
Fさんにワインを注いだ時の
その間合いが、、、
整体の着手なのだよ)と、
諭してくださったのだ、
と思った。
先生は、「そうじゃないよ」と
笑って言うかもしれないが、、、
鈴木は、「そう」感じたので
それでいいのではないかと思う。
どう思う?!
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