先日、横浜で大雪が降った。
1人、昼間、映画館に入り、
最後列の右端に座って
この映画を見た。
お客さんは、50人もいない。
女性の姿が多い。
鈴木のような、働き盛りの
男は誰もいない。
鈴木が、この時間に、映画館にいるのも
かなり問題だが、、、(涙)
こういったエンターテインメントから
遠ざかって「仕事」ばかりの男も
問題があるように思うよ。
さて、話しは戻って
この映画、実話らしい。
※ハリウッドでも、実話を
映画化するケースが多い。
NASAの黒人女性の活躍ぶりを
描いた『ドリーム』とか、、、
また、この作品は、
オリジナルの優れた
映画企画を募集した賞である
「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」
第1回グランプリ作品の映画化。
まずは、ざっと映画の
ストーリーを知ってもらうために、
いつものように「予告編」を貼っておく。
まずは、
この映画の主人公である
食品メーカーに勤める川原由加利は
長澤まさみそのもののように思えた。
ここから先は、鈴木のかなりの
偏見が入ったものなので、、、
そのつもりで読んで下さいね。
はじめに、
川原由加利というネーミング。
由加利(ゆかり)のイメージ通り
・外交的
・家庭よりも仕事
・キャリアウーマン
実際、川原由加利は、
食品をプロデュースし
「売れる商品」化する
広告のプロフェッショナル。
業界での、
「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」に
選ばれたほどの「やり手」だ。
住まいも、目黒区の碑文谷の
高級そうなマンション。
しかし、毎晩、業者との接待で
酒びたりの毎日だ。
その代償として、恋人はいない。
親友もいない。趣味が仕事、という設定。
長澤まさみも、第一印象が
「はすっぱ」な、というか
仕事はできるのだが
人の心に共感を示さない
自分勝手なクールな印象を受ける。
また、「気が強い」くせに
芯のところでは「弱さ」を
表すところもいい。
まさに、
川原由加利=長澤まさみ
そのものだ。
だから、
この映画は、この配役
(川原由加利=長澤まさみ)の妙で
「いい映画」に仕上がっている。
あとは、
・私立探偵役の吉田鋼太郎の
存在感はさすがだ。
・高橋一生が、くも膜下出血で
倒れてからは、瀬戸内海を舞台にした
ロードムービーになっている。
瀬戸内海の2つの大橋を軸に
さまざまな灯台と、海、夕日は
息を吞むように美しい。
鈴木も、昨年、牛窓、日和佐、
瀬戸大橋、しまなみ海道を旅したが、、、
瀬戸内の海は、「穏やか」そのもの。
あくまでも「やさしい」のだ。
将来は、引退して瀬戸内海に
隠居しようかと思ったぐらいだ。
追伸
監督さんが、人気CMを手がけた
中江和仁だけに、、、
映像の繋がりがとてもいい。
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