先日、井本整体本部道場で
行われた自主練習会の際に
ある女性と組まさせて
いただいて練習をした。
背中での練習の際に
「大きく手を使って
(鈴木の体を)包み込んでください」
と、言った。
でも、今ひとつ
しっくりといかない。
その後、
・指の第一関節、第二関節を
べたっと使ってください
・大事なものを包み込むイメージで
と、言うが、、、
「いいところ」までくるが
何かが足りない。
(ん~ん、なぜだろう、、、)
(鈴木の教え方に
問題があるのはわかるが、、、
どうすればいいかわからない)
(さて、どうしたものだろうか?)
しばらくして、、、
(この方、ワン子が好きだったなぁ~)
と、思い出す。
そして、
「確か、ご自宅にワン子が
いらっしゃいましたよね?」
「はいっ、いますよ」
※目の奥がきらっと輝いた
「とてもかわいがって
いらっしゃるみたいですね?」
「はいっ」
「なら、ご自宅にいらっしゃる
かわいいワン子の毛並みを
なでるようなイメージで
やってみてください」
「・・・・・・」
すると、、、
手が別人のようになった。
「これは、いい」
「同じようにやっているんですけど」
でも、受けている
鈴木からすれば
全然、違うのです。
追伸
以前、井本先生から
「型は愛」と聞いており
(あぁ~このことか。。。)と。
自分の大事なものを
さわる時に、、、
手には無意識に
「愛」がこもっているのです。
その「愛」を受け手は
確かに感じるのです。
「●さんは、
指で包み込むというイメージより
ワン子の毛並みに沿って
指を滑らすイメージで
練習を行った方がいいと思います」
「。。。。。。」
人によって「心」を
奮起させる言葉は違う。
その人に合った言葉がけが
最先端の知識より
数倍も重要なのです。
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