長く通って下さっている20代の女性の方。
※祖父母、両親も長く通って下さっている
8月のある日の操法でのこと。
いつもは何も言わないのに
「先生、一昨日あたりから
首が寝違えた感じがあるんです」と、聞かれる。
「では、お体を拝見させてください」
いつものように鎖骨からみる。
すると、、、
いつもと違う。
この方は、いつも右の鎖骨の外が
下がっているのに、
今日は、左が下がっている。
いつもと違うのは、体の中で
何かが起こっているのです。
そんな時は、「お腹」にその変動が
よく出ていることが多いのです。
なぜなら、お腹は背中と違って
肋骨に覆われていないから
その変動が顕著に出るからなのです。
へその右斜め下に、
大きな硬直がありました。
いつでもその箇所にはあるのですが
今回のは5割増しと思うぐらい硬いのです。
ここは、暑さの急所。
暑さで、体が堪えると
てき面に出る箇所なのです。
「暑さが、堪えている体ですね」
「自分ではわからない」
「ところで、寝ている時の冷房は
何度で設定されていますか?」
「26度です」
「26度か?
●●さんにはぬるすぎると思いますよ」
「・・・・・・」
「今晩から24度にしてください」
「24度ですか?」
「そうです」
「・・・・・・」
追伸
室内を冷やすのが目的なら
26度でも構わないと思うのだが、、、
ここでの真の目的は
冷たくて乾いた空気を
肺の中に入れたいから
24度の設定が好ましいのです。
なぜなら、肺は湿気に弱く
できているからなのです。
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