昨年末、コロナウィルスが
中国武漢市で確認されてから
6か月が過ぎた。
世界の研究者からも
なぜ、日本の人口あたりの
死者数が少ないか?を
究明する研究が
盛んになっているそうだ。
それは、そうだろう。
以下の数字を見れば明らかだ。
コロナ主要先進国(G7)
人口10万人当たりの感染者数、死者数
イギリス 473 65.9
イタリア 397 57.4
フランス 302 44.6
アメリカ 804 38.9
カナダ 280 22.8
ドイツ 235 10.8
日本 15 0.8
参照:アメリカ(ジョンズ・ホプキンス大学)
G7の中で、、、
一番低い日本と
一番多いイギリスと比べると
感染者数にして、31.5倍
死者数にして、 82.3倍
なのだから、、、
結論はいまだ
確定していないが、、、
今のところ、こんな理由で
日本の人口あたりの
死者数が少ないのではと
研究者の間で挙がっている説を
以下に列挙する。
・国民皆保険制度
・マスク着用率の高さ
・キス、握手の機会が少ない
・家に靴を脱いで上がる
・外出自粛要請に従うまじめさ
・BCG接種の効果
・肥満率の低さ
・白血球の遺伝情報の違い
・過去に似たウィルスが流行
すべての項目で、、、
納得せざるをえない。
そこへ、新たな説が発表された。
それが、日本語の発音に関するもの。
井上栄(大妻女子大学名誉教授)によれば
<日本語の発音自体に
ウィルスを飛散させにくい特徴がある。
具体的には、
・英語では歯と舌
・歯と唇のすきま
を、息が通って出る
摩擦音で飛沫が
発生することがわかっている。
これらの音は
日本語にはない。
さらに英語、中国語には
破裂音の発声時に
息を強く吐き出す「有気音」があり
この時に飛沫を遠くまで飛ばす。
ところが日本語には
ほとんど有気音がない。
追伸
この説は初めて聞いた。
立場が違えば、様々な意見が
出るもんだと思った。
そういえば、、、
学生時代に横浜中華街で
接客のアルバイトをしていた時
中国から来ていた
留学生同士が中国語で
話すのを聞いていると
いつも、喧嘩をしているように、
聞こえたものだ。
彼ら、彼女らがしゃべるたびに
飛沫を大量に浴びたのだろうな、と思った。
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