-井本整体横浜室-よしみ整体[鈴木好美]

神奈川県横浜市保土ヶ谷区西谷町766-4ルミエール1階

06.16 3秒で眠る救急救命医

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さて、今日の話は、

5年ほど前の時のこと。


井本整体に所属していた
S救急救命医にまつわるお話です。

 

 

その時、鈴木は、

井本整体の認定指導者ではなく
横浜で開業もしておらず、

 

いっかいのプロ講座の生徒として
日夜、腕を磨くのに

頑張っていた時期でした。


(懐かしいなぁ~)(‘ω’)ノ

 

 

そのころ、井本整体の道場は
文京区音羽に道場があった。


JRの飯田橋から池袋に向かう途上に
メトロの有楽町線の『護国寺駅』があるのだが

 

そこから坂を登りきった

マンションの1階に

井本整体の音羽道場があったのだ。


近くには、徳川綱吉の母:桂昌院で

有名な護国寺があった。

 

よくその境内で食事をしたものだ。

また、裏手にはお茶の水付属高校があり
道場の前には、大きな道路を

はさんで講談社があった。


つまり、音羽は都内の文教地区として
ハイソな環境のところだった。

 

 

そのころ、プロ講座の授業は

主として 音羽で行われていたが、、、

 

土曜日の午前中の授業に関してだけは


例外的に、井本先生の操法室があった
原宿、竹下通りの場所で行われていた。

 

 

さて、S救急救命医の話です。

 

 

彼は、筑波を出て医者になったらしい。
年は、自分より1つか2つ下。

 

井本整体の期でも後輩であった。

勉強ぶりも井本先生が

手放しでほめるほどで

優秀な生徒だった。

 

 

そんな彼と3人で、一度、

原宿で飲んだことがあった。


どんな経緯でそうなったのかは

全く覚えていない。


どの店に入ったのも覚えていないが、

セルヒオ・ラモスがたくさんいるような
※レアルマドリードのイケ面なデフェンダー


しゃれたカフェではないことは間違いない。

 


まぁ~3人でともかく飲んだわけだ。

 

「お疲れさま。乾杯!」
「(ごくっごくっ)ふ~うまい」

 

3人でなんやかんやとりとめのない話を
しているとS救急救命医が

目をつぶり静かにうなづいている。

 

鈴木の声(Sって、変わってるな~。

目をつぶって酒を飲むのか?変な癖だな)と

 

最初のうちはそう思っていたのだが


30分ほどしても目をつぶっている。

 

杯も進まないようだった。

 


それで彼の顔に近づいて見てみると、

 

彼は「寝てた」

 

 

「おい、S!」その瞬間「なんです、鈴木さん」

 

「疲れているのか?」
「昨晩の当直は急患さんが

たくさん来て、、、」と、

話し終わるいなや、Sは瞬間、眠りに落ちた。

 


再び、
「おい、S!」と起こす。その瞬間
「なんです、鈴木さん」と言って起きる。

 

何度やってもそうなる。

 


瞬間眠る→瞬間起きる

→瞬間眠る→瞬間起きる

 

瞬間眠る→瞬間起きる

→瞬間眠る→瞬間起きる

 

 

無限ループ。

 

 

彼に話を聞いてみると
宿直の時間には暇があると仮眠を取る。
寝れるときに寝ておかないと、言っていた。

 


急患が来て叩き起こされる。

すぐに覚醒し、集中力Maxの状態に

持っていき適切な処置を施す。

 

 

一歩判断を誤ると大変な事態になるそうだ。

そんな寝たり起きたり、集中力Maxが
一晩で多い時には10数回あるそうだ。

 

 

 

鈴木は、(医者ってすごいなぁ)と、

心底思った。

 

 

 

 

 

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