令和3年1月11日(月)18:03
横浜駅西口にて、、、
鈴木は、帰りのバスの
時間にあわせて
時間調整をするため
横浜駅西口の地下1階にある
有麟堂へと向かっていた。
すると、、、
横を、振り袖姿の女性が
通りすぎていった。
(あぁ~今日は、成人式だったか。。。)
振袖の着物姿が珍しいのか、、、
アジア系らしいと思われる
女性2人が立ち止って
在日経験が長い先輩が
振り袖姿の女性を指さし
何やら後輩に
説明しているように見えた。
2人とも、目が輝いていた。
着物は、光に当たると
キラキラするからかもしれない。
お国では、着物が
珍しいのかもしれない。
だが、ホントのところはわからない。
と、思ったのも束の間
着物姿の彼女が歩くたびに
ひざから下の襦袢が垣間見える。
着物の原色さと対比して
襦袢の白さは余計目立つ。
その瞬間、足元に目がいく。
すると、、、
草履の運びが、歩くたびに、
かかとから、中指に流れていくのがわかる。
(あぁ~内転筋に力が無いのだな)
追伸
つまり、腰を内に締める力が
無いのですね。
だから、歩くたびに
着物の裾が割れていくのです。
その結果、襦袢が見え隠れする。
「鈴木さん、いつもそのように
行きかう人を見ているのですか?」
「ん~ん、、、意識してと言うより
ただ眺めていて、あれっと思ったら
観察すると言う感じですかね」
「正直、疲れませんか?」
「疲れないですね。
もう、それが当たり前になっているから」
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