今日の話も、中華街でウエィターとして
アルバイトしていた時の話。
この頃、経験したことは
忘れられないことが
たくさんあるのですが、、、
やっぱり
中国人との出会いですかね。
特に、女の子。
北はハルビン、南はベトナム国境に
近い所からはるばる日本へ
稼ぎに来てました。
だいたい20~30歳ぐらい。
ハルビンの女の子は、ロシアの血が
混じった感じのきつめの美人。
ベトナム国境の女の子は、甘い感じが
全身からほとばしる癒し系のこれまた美人。
日本人とは全然違う。
顔かたちは、似ているんだけど、、、
メンタリティが天と地ほど違う。
中国人の方が断然たくましい。
男も女も。
(生きてきた環境が違うんだな)と。
で、今日の主人公はYさん。
たぶん20代前半。
おでこが広くて、意志が強いと
思われる目をしていた。
あまり日本人の女の子には
見かけないタイプ。
目力が強い。
ある時、そのお店に
社長のお客さんが来た。
そして、その部屋に誰かが
お茶を持っていくことになった。
鈴木は、その当時アルバイトの中では
わりかし年長者だったので
鈴木「Yさん、あの部屋に
お茶持っていって」と
ホントに何気なく頼んだ。
すると、Yさん、即答。
Yさん「その仕事は私の仕事じゃない」
鈴木「あのね、Yさん、
お茶を持っていくのが男だったら、
ここの社長の顔に泥塗るから、、、
アルバイトの教育がなっていない
ということになるんだ」と
※このセリフ、今 考えてみても
日本人の体育会大好き
上下関係を是とする鈴木らしい、なと。
いい意味でも、悪い意味でも
・・・・・
(Yさん、わかってくれたかな)と思い、
Yさんを見た。
Yさん「鈴木さん、でも、
その仕事は私の仕事じゃない」とキッパリ。
その目の奥に潜む意志の強さに
はっきり言って、たじろいだ。
追伸
その後、Yさんより日本に長くいた子が
「鈴木さん、中国では男女平等なの。
日本と違って男尊女卑は通らないのよ」
と、教えてくれた。
お国が変われば常識は変わる。
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