「鈴木さん、プルークボーゲンって
スキーのあれですか?」
「そうです」
「スキーの両方の板の先を
Vの字にするやつですよね」
「そうです」
「ところで、、、
今、夏なんだけど、、、(苦笑)」
「そうなんだけど、、、
今日、井本整体の講習で
お腹の実習を行っていた時に
基本をやり込んだ人は、
正確にポイントを捉えるのです。
やっぱり、基本が
大切なのだな、と思った。
そこで、ふと、、、
思い出したのが
プルークボーゲン」
「そういうわけで、、
プルークボーゲンか、、、」
今から、35年前の冬。
高校のバドミントン部の
先輩であるOさんと
北志賀竜王スキー場へ行った。
横浜駅の天理ビルの前から
乗合バスの最後尾の席に座った。
池袋駅を経由したのは
よく覚えている。
朝、速く着いた。
レンタルスキーを借りて
ゲレンデに降り立った。
快晴だった。
(さぁ~滑るぞ)
と、活き込んでいたら
O先輩が、午前中は
初心者コースの講座を受けたいと言う。
(えぇ~まじかよ)
しかし、、、
根っからの体育系である鈴木は
上意下達の掟に逆らうことはできない。(涙)
しぶしぶ、初心者コースの講座を受けた。
・スキー板の着脱の仕方
・転倒する際のポイント
・プルークボーゲン
初めは、全然、興味がない。
しかし、プルークボーゲンでは
(もしや、これがポイント?)
と、思える箇所があった。
それは、、、
インストラクターが
片側のスキー板に乗りさえすれば
自然に曲がるようになるから。
と、繰り返し言いながら
極端とも思えるぐらいに
重心を傾けさせるのです。
重心を掛けた肩は下がる。
すかさず、理屈っぽい鈴木は
「バランスが崩れそうになるのですけど?」
と、質問する。
「それでも構わない。
今の段階では、バランスよりも
重心を片側に掛けることが重要だからね」
(・・・・・・)
講座を終え、普通に滑ってみた。
うまく滑れるようになっていた。
追伸
つまり、、、
自分が上手く
出来ていないと感じた時は、
できる人の言うことを
「素直」に聞くことが大事なのです。
そして、疑問があっても
言われた通りに行う。
これが一番速く
上手くなるのです。
とは言っても、、、
それが難しいのですが(涙)
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