ある時、詩人である
坂村真民の詩集を音読していた。
その詩は、、、
『ハイを覚えそめた真美子に』
↓
ここから
ハイということばを覚えそめた真美子よ
そのことばは人間の一番美しいことばだ
人間の一番純なことばだ
すやすや昼寝しているときでも
だれかが外で呼んだりすると
ハーイといって
ぱっと目をさます真美子よ
ハイというお前の返事は
何にもかえがたいほど美しい
今朝ふと目を覚ましたら
お前はまだうとうとしながら
ハイということばを
何度もいっているではないか
わたしはそのいじらしい心に
うたれてとび起きた
そしてお前の成長を祈った
オトウチャン
オカアチャンも
まだよく言えないお前だが
ハイという返事をききたさに
何でも頼めば
ハーイ ハーイと言って
取ってきてくれる愛らしさ
真美子よ
そのまま素直に明るい人になってくれ
ハイということばは
日本の一番美しいことばだ
女性の一番美しいへんじだ
↑
ここまで
とても美しい。。。
追伸
そう言えば、、、
昔、母校の高校でバドミントンを
10年ほど教えていた時期があった。
「●●、こうした方がいいね」と言うと
「はいっ!」と返事をする女子の後輩がいた。
なぜかわからないが、
こう言う時は、「はい」とは聞こえず
「はいっ!」って聞こえる。
この「はいっ!」が、
自分(=鈴木)を無条件に
受け入れてくれた気がして
何だか、うれしくなってくるのです。
そうすると、、、
やってはいけないのだけれども
●●には、良くしてあげたいなと思うのです。
だから、
「はいっ!」と返事をすることが
子どもの頃から習慣化している人には
周囲の人が無意識に
あなたに手助けをすることでしょうね。きっと。。。
参照:『坂村真民一日一詩』1月23日より
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