70代の女性。
「お腹」を拝見した。
今の時期、、、
どちらかの季肋骨が
下がっている方が多い。
その場合は、このごろの「暑さ」に
体が相当堪えている。
と、いう話しは、
今までに何回かしてきたので
ご理解していただけたのかと思う。
でも、この女性、、、
季肋骨がまるで下がっていないのです。
見間違いかと思い、
両手で季肋骨の下を探る。
3度確認したが、下がっていない。
念のため、うつぶせになってもらい
12肋骨の下がりを観察する。
季肋骨の下がりと
12肋骨の下がりは大きな関連性があるから。
「●●さん、この頃の猛暑。
あまり、キツくないんじゃないですか?」
「そうね、普通ね」
「●●さん、ワクチン2回打たれましたよね」
「はい」
「副反応とかありましたか?」
「全然無かったわよ。
お友だちは、あったらしいって
話しは聞くけどね」
「不躾なことをお聞きしますが、、、
お父さん、お母さんって
胸板が厚かったですか?」
「父は、胸板が厚かったわね」
「ずっとお元気だったんでは?」
「そうね。ずっと元気で
ほとんど病気したことなかったね。
ある時、病気に罹ったら
あっという間に亡くなった」
※肺が強い人(=胸板が厚い人)は
そういう傾向が強い。
「●●さんも、大病したこと
ないんではないですか?」
「入院したのは、お産の時だけね」
追伸
操法終了後、、、
「次回は、どうされますか?」
「先生、このところ調子がいいので、、、
次回の予約は、取らずにしたいと思います」
「そうでしょうね」
このように、、、
呼吸器が強い人は
この猛暑の中でも、体を壊さないのです。
そして、反対に、
「暑さ」を利用して、今までの痛みを
自力で解消する底力があるのです。
※この方の場合は、左のお尻の痛み
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