久しぶりにみえた方。
この場合は、
本人が訴える主訴に
まず応える必要があると
お顔を拝見して判断した。
まずは、顎関節の辺りを
四本指で大きく
包み込むように挟む。
すると、、、
挟みにくいのが右だった。
(あれっ、左って言ってたよな)
確認するために、あえて
「口を大きく開けて下さい。
閉じて下さい。
もう一度、口を大きく開けて
そこから歯ぎしりするように
歯を左右に動かしてみて下さい」
すると、、、
要領を得ないのか動きが止まる。
「そうではありません。
歯じゃなくて下あごを
左右に動かす感じ」
「こうですか?」
「そうじゃなくて、
奥歯にゴマが詰まっていて
それを取り除くような感じ」
「こんな感じですか」
「そう、そんな感じ」
※こんな会話をあえてすることで
患者さんの感受性を高めているのです。
その後、
左の口が開きづらくなった
おおもとの理由箇所を
一気に調整していくのです。
※肋骨の硬直、肺の下がり、骨盤など
追伸
そして、、、
一番初めにさわった箇所に戻り
「さっきとは、ずいぶん変わった
感じがしますね?」
「ん、全然ちがいます」
これで、操法は終わり。
「取りあえず、、、
1週間ほど様子を見て下さい。
もし、塩梅が悪かったら
また電話くださいね」
「はいっ」
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