今日のブログは、昨日の続き。
志村ヒフ科クリニック院長の
佐藤喜美子先生の、
『皮膚の役割と可能性』の
レポートを読んで書いています。
早速、始めます。
<皮膚は単なる”皮”ではありません。
表面積は畳1畳ほどの約1.6平方メートルあり
人間の身体の中で最大の器官です>
その皮膚は、、、
・体内の水分蒸発を防ぐ
・汗を出して体温調節をする
・免疫を司っている
皮膚って凄いなと思う。
さらに、、、
近年の最新の研究では
・圧力、温度、痛みの感覚があり
・光や色、音やにおい、味を感じ取り
・目には見えない紫外線
耳では聞こえない超音波を感じ取る
と、言ったスーパーな感覚器官で
あることがわかってきたそうです。
整体でも、長い間、勉強し
手の皮膚が敏感になってくると
様々な感じを受け取るようになってくる。
その中でも顕著なのが
相手の要求なのです。
手を置いた瞬間に、手の皮膚を通じて
相手がやって欲しい場所かどうかを感じる。
その証拠に、、、
操法終了後、患者さんから
「先生、ホントによくわかりますね?」
「えっ、何がですか?」
「(私が)何にも言っていないのに
やって欲しいところに手が来るから」
「はぁ~、そうですか」と、答えながら
内心では、やっぱりそうなのかと思う。
追伸
この感覚は、みな持っていると思う。
井本整体の本部道場で
後輩の方たちと練習をしていても
ここに手が来るといいなぁ~と思っていると
みな、その箇所へ手がピタッと来る。
ただ、その際、
手を違う箇所へ移す方がいる。
練習後、、、
「一番初めにさわったところが良かったね」と、言うと
「やっぱり、そうでしたか、、、」と
おっしゃる方がほとんどだ。
つまり、手の皮膚の感覚は
自分が思った以上に精度が高いのです。
後は、その感覚を信じられるかどうか。
そのために、長い時間を掛けて
練習が必要なのではないかと思う。
まだ、レポートが残っているので
続きは次回に書いてみようと思う。
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