日本では、卓球が健康にいいらしい
と、誰が言ったのかわからないが、、、
50代以降の人に、流行っているらしい。
そういえば、昨年は、
瑛多と新垣結衣ダブル主演の
卓球映画『 Mix 』もあった。
※鈴木は、当然、観に行った。
とても「いい」映画でしたよ。
それに、昨年は国際大会で、
若い世代の選手たちの
活躍ぶりが目覚ましかった。
ちなみに、若い世代の活躍ぶりは
どんなものなのか知りたくて
世界ランキングを調べてみた。
10代で、世界ランカー選手は
以下のとおり、、、
【男子】
15歳 張本智和(世界ランク12位)
【女子】
18歳 伊藤美馬(世界ランク5位)
18歳 平野美宇(世界ランク6位)
18歳 早田ひな(世界ランク12位)
と、凄まじい。
※女子は、トップ56の中
13人もいた
そんな中、ある時
患者さんで卓球を
やられる方がいらっしゃるので
ちょっとお話しをさせて頂いた。
「先生、近くの体育館で
週に一度、卓球をしているんだけど、、、
ほとんどの人が、ひざにサポーターを
巻いているんですよ」
「そうですか。
卓球とはいえ、大変ですね。
ところで、サポーターを
巻いている人たちの
年代はいくつぐらいですか?」
「そうだね、、、
60代以降じゃないかな」
と、いう具合に
世間では、卓球愛好者は増えているが
じきにひざを壊してやめるのが
パターンらしいのだ。
「鈴木さん、なぜ、卓球をすると
ひざが壊れるのですか?
それは、ひざの所で体を
捻じるからなのです。
実験してみるとわかるのだが
ひざは、曲げ伸ばししか
できないようになっている。
そのために、前後左右、クロスに
ひざが変な方に行かないように
強靭な靭帯でひざを外れないように
強く囲っているのです。
さらに、健康なひざは、
「お皿」の箇所が
動くようになっているが
ひざを壊すと「お皿」は、
可動性を失い動かなくなるのです。
つまり、ひざは、「捻じる」
箇所ではないということなのです。
捻じってはいけない箇所なのに
捻じって使うから、、、
ひざが腫れたり、痛くなったり
リンパ液が溜まってくるのです。
そうなってから、サポーターをして
保温しても対症療法にすぎないのです。
「鈴木さん、なら、
どこで捻じるのが正常なのですか?」
「それは、腰の箇所。
厳密に言うと腰椎3番なのです。」
だいたい「へそ」の後ろあたり。
腰の真ん中にある骨ですね。
体が正常だと、この箇所で体を
捻じるようになっています。
要するに、腰がくたびれて
腰椎3番で腰をツイスト
できなくなってくると
ひざの箇所で、しかたがなく
捻じるようになってくるのです。
ですから、「鈴木さん」と
後ろから呼ばれた時に
ひざを捻じっている感覚があれば、、、
それは、腰がずいぶんと
お疲れになっている証拠なのです。
こんな方が、卓球を続けるのは無謀です。
わざわざ「ひざ」を
壊しにいくようなものなのです。
追伸
プロであれば、股関節、仙骨
腸骨、腰椎3番の調整は必須です。
体操なら、膝伸ばしの体操
股関節の体操がいいでしょうね。
ひざを本格的に壊すと
なかなか厄介ですので、、、
早めの治療をおススメします。
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