「先生、昨晩は、
左膝の裏が痛くて、、、」
※膝の裏が痛いのは
あまりよろしくない
「そうでしたか、、、
ところで、お休みになれましたか?」
「寝ている間は、そうでもなくて
起きた直後が痛かった」
※本当に、重篤の時は、眠れないもの。
起きた直後が痛いのは
体液の流れが悪いから、ままある。
早速、うつ伏せになってもらい
膝の上の関節である股関節を
重点的に見ていく。
※膝が痛くても、膝本体が
悪いケースは少ない。
たいてい股関節の影響からのことが多いから
すると、、、
股関節の、可動が無いことがわかる。
すぐに、股関節の上の
関節である腸骨を見ていく。
※股関節の可動が無い時は
腸骨のところを見ていくのは定石。
左の腸骨が外へ開いている。
そこへ、左手の親指を当て
4指で抱えこんでみてから
「こうすると、左の膝の裏が
楽だと思いますが、、、」
「楽です」
つまり、左の腰を内側に締める力が
何らかの原因で無くなったから
その結果として、
左膝の裏の激痛になったのだと
確信できるわけです。
この親指と4指で挟む。
簡単に書いていますが
この技こそが、井本整体ならではのもの。
この技を完璧に身に付ければ
こんな症状の時には
ここをやればいい、と言う
マニュアルが必要でなくなります。
だって、手が教えてくれるのですから。
追伸
今日のブログは、わかる人にはわかる。
でも、わからない人には
全くわからない内容のものです。
その後、左手の親指が行った
延長線上に大本の理由があります。
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