50代の女性。
左ひざの内側の痛みが
なかなか取れないとおっしゃる方。
仰向けになってもらうと
体の特長がよく出る。
左ひざが外へ向く。
左ひざのお皿も
正常な左と比べて下がり
動きが悪い。
左足のつま先も内に巻いている。
左脚の内ももの部位が
やけに天井方向に向いている。
ひざが痛い方の典型的な形。
(内転筋に問題がある。
腰椎2番の異常か?)と、予想を立てる。
仰向けになってもらい
両ひざを抱え、股関節を緩める。
しかし、そんなに左右差は無い。
その後、両ひざを外側へ開く。
すると、その左右差は激しい。
ひざが痛い側の左側が
全然、外に開かないのだ。
「左側が、全然開かないのですが?」
「昔からそうなのです」
「そうですか」
「それって、関係がありますか?」
「関係はあると思います。
ところで、疲れてくると
胃腸に出ることが多いですか?」
「何かあると、胃腸に出ます」
「そうでしょうね」
「そう言えば、コロナが始まってから
食べることは多くなりましたね」
「ちょっと、消化器が疲れているので
間食を控えるとひざの痛みも
楽になると思いますが、、、」
「そうですか、、、」
追伸
その後、硬結がある
腰椎2番の調整をする。
井本先生も日ごろから
よくおっしゃいます。
「現代人は、食べ過ぎです。
今のように飽食の時代は
食べることを工夫するよりも
減らすことを考えた方がいい」
ですので、しつこい痛みが続く場合
「食事」の量を減らしたりすると
いい結果を生むことが多いです。
お試しください。。。
<連絡事項>
井本邦昭先生の新刊が
来る10/31(土)出版されました。
タイトルは、、、
『失われた体の力がよみがえる 免疫力学』
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『失われた体の力がよみがえる 免疫力学』
実にタイムリーですね!!
出版社によれば
<本書で紹介する体操、呼吸法を
実践することで、免疫力がアップし
全身の不調や様々な症状が消えていきます。
その場しのぎで痛みを取ると
いった対症療法ではなく、
抜本的な体質改善で
自然治癒力がアップします!
70年間常に予約困難が続く人気の、
医学博士の称号を持つ著者の技術で
あなたの身体は生まれ変わります!
さらに、、、
井本先生がおっしゃるには
「現代人は栄養過多で臓器は
オーバーフロー気味」だそうです。
そのため本書は、、、
「何かを体に加えて改善する」と
いった食事療法とは真逆の、
引き算のメソッドを解説しています。
つまり、、、
「何かを食べて免疫力をアップしよう」
と、言うのではないのですね!
新しいコンセプトです。。。
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『失われた体の力がよみがえる 免疫力学』
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