イチローが現役のころ
動画サイト『You Tube』で
彼のトレーニングシーンを
見たことがある。
とても、印象的だったので
よく覚えているのです。
もちろん、億円単位の報酬を
受け取っていた彼のことだから
トレーニングマシーンは
彼の自宅にあったのは
言うまでのことではないが、、、
そんな彼が行っていた
トレーニングは主に2つ。
1、肩甲骨の内側
→マシンに浅く腰かけ
両手でぶら下がっていた横棒を握り
ものすごいスピードで
天井方向から床方向
床方向から天井方向
動かしていた。
この箇所が強ばってくると
肩甲骨が自由に動かせなくなる。
整体でも、この箇所の
重要性は非常に高い。
・首から上のトラブル全般
・肩から手首までのトラブル全般
など、万能的な急所になる。
2、内もも
→この箇所は、体の中でも
最も意識しにくい。
だから、この筋肉を意識して
使える人は数少ない。
ここでも、イチローは
マシンに浅く腰かけ
内ももを内側に寄せる動作を
ものすごいスピードで動かしていた。
整体でも、この箇所の
重要性は非常に高い。
・腰から下のトラブル全般
など、万能的な急所になる。
追伸
トップアスリートとして
格段のパフォーマンスを出すには
この2か所の筋肉は最も重要だ。
しかし、もっと突っ込んで言うと
トップアスリートたらしめている理由は
ケガせず、長く元気で働くことなのです。
高い水準のパフォーマンスを
長い年数、維持することが
トップアスリートとして欠かせないことだから。
最後に、この2つのトレーニングで
イチローはマシンに浅く腰かけていた。
それはなぜか?
腰が中に入ることによって
背骨の可動性も同時に
高めていたのです。
だから、彼は引退の直前まで
ほとんど「ケガ」をしなかったのです。
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