鈴木のところでは
初回にお見えになった患者さんには
まず「蒸しタオル」をおすすめしている。
そのわけについて、、、
今日は書きますね。
あなた「人体力学体操は
教えてくれないのですか?」
鈴木「教える時もあれば
教えない時もあります」
あなた「その理由は何ですか?」
鈴木「ん~ん。そうきましたか。
ちょっと長くなりますけど
大丈夫ですか?」
あなた「大丈夫です」
鈴木「そうですか、、、
鈴木が長年勉強している
井本整体の生徒は
体の感覚がとても鋭いのです」
あなた「鋭い?」
鈴木「鋭いと、いっても
わかりにくいので例を出しますね。
では、ちょっと実験をしてみましょう。
あなたの右腕をまっすぐ
上に挙げてください。
挙げきったところから
力こぶ(上腕二頭筋)を
上に向けると力は前面にかかります。
お乳の側ですね。
しかし、反対に、下に向けると
力は上に向けるのと違って
背中側にかかるのです」
あなた「(鈴木が言ったとおり
右腕を挙げて力こぶを
軸に内へ外へ回旋している)」
鈴木「どうですか?
腕を回旋することによって
力のかかり具合が変わるのを
感じられましたか?」
あなた「感じないです」
はじめは感じませんからね。
感じなくても心配はありませんよ。
鈴木もそうでしたから。(苦笑)
体の内なる感覚が鈍い状況で、
人体力学体操をやろうとしても
「感じない」からやった気がしません。
すると、「実感」がないから
体操を続けることが難しくなります。
手ごたえのない、無気力な若者に
「勉強」を教えるようなもの。
(どうも、例えがおかしい気がするが、
まぁ~言わんとしていることは
わかってくれると思います、、、)
鈴木の場合で言えば
「こうもり様体操」がそうでした
※こうもりみたいに脚を頭上に上げて
太ももの裏の筋肉を伸ばす。
腰が下がっている人は、
この筋肉がカチカチのため
この体操はなかなか難しい。
先輩「鈴木さん、ここを伸ばしてください」
鈴木「(言われた通りやっているけど)
伸びた感じがしないんですけど、、、」
先輩「じゃ~こうしてみたら」
鈴木「・・・・・・」
先輩「毎日、やっていれば
わかるようになりますよ」
と、言われましたが、、、
これでは、絶対に「家」でやりませんよ。
だって、「実感」というか
「成功体験」がないんだから、、、
つまり、
人は、「実感」したことしかやらない。
なので、
体操が難しそうな人には
『蒸しタオル法』や『部分浴』を
お勧めしています。
何といっても「実感」が
すぐに涌きますからね。
即効性があるし。。。
追伸
感覚を取り戻してから
体操をしていただくと
その絶大な効果のほどが
実感できます。
自らの力で自らの体を
修正しようとするわけですからね。
「他力本願」では、、、
芳しい結果は得られない。
何でもそうですね♪
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