鎌倉好きな人には
こたえられない映画。
冒頭シーンから、
江の島、伊豆大島を遠景にして
海岸沿いを走る主人公とその妻。
※売れない推理作家に堺雅人。
その妻に、高畑充希。
江ノ電と、県立鎌倉高校付近の踏切
鎌倉大仏(高徳院)
稲村ヶ崎から民家沿いを走る江ノ電
時に、江ノ島電鉄・極楽寺駅の
さびれた雰囲気は
この映画の舞台にぴったりだ。
ちなみに、ここ極楽寺駅は、
1976年10月17日から
1977年11月13日
『俺たちの朝』という
青春ドラマの舞台として有名になり
極楽寺詣でが一時、
流行になったほど。
鈴木は、このドラマに出てくる
長谷直美が好きだったなぁ~。
(懐かしい、、、)
その後、急に極楽寺に
行ってみたくなった。
それで、先日、元旦に、
鎌倉を歩いてみた。
ルートは、大船駅から
バスに乗り半蔵坊で下車。
天園ハイキングコースから
鶴岡八幡宮、由比ヶ浜、伊豆大島を望む。
同時に、鎌倉の町の狭さを感じる。
そして、建長寺、亀ヶ谷の切通し
化粧坂(けわいざか)、銭洗い弁天、小町通り。
江ノ電に乗り、極楽寺で下車。
付近を散策したがロケ地を
見つけられず、、、
稲村ケ崎へ出る。
江の島に沈む夕日は、よかった。
鎌倉の町は、鎌村ものがたり主題歌の
『あなた』宇多田ヒカルがよく合う。
ここで、ちょっと、この映画の話し。
まずは、ラフなストーリーを
予告編で紹介しますね。
『鎌村ものがたり』
・幼な妻役の、高畑充希が
ただただかわいい。
・貧乏神役の田中眠がいい。
この方は、以前NHKの朝の連続ドラマで、
輪島で塩作り職人をやって以来、とてもいい。
・密かに注目している市川実日子が
この映画にも出ている。
出ずっぱりの感じさえする。
今度は、夫を亡くした未亡人の役。
こんな感じの彼女は新鮮だ。
・安藤サクラは、相も変わらず
「存在感」がある。
陽気な死神役を
楽しそうに演じている。
と、いう映画。
鎌倉が好きな人には、
絶対におすすめの映画だね。
追伸
古い江ノ電も隠れた主人公。
丑三つ時に、毎日海岸から
「黄泉」に向かって向かう
電車のシーンは夢があってとてもいい。
黄泉(=あの世)に着いた
古い江ノ電から
下車する人(=死んだ人)を
出迎える先に死んだ人たち。
死に別れた両親や
祖父、祖母、懐かしい人たち
彼らから、
「よく来たなぁ~」
「待っていたよ」
との、暖かい激励、歓迎ぶりに
こんなあの世なら、
「死ぬ」のもまんざら
悪くないと思ったほどだった。
やっぱり、映画は、「いいねぇ~」
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