鈴木は、週に2回ないし3回
井本整体本部がある
千駄ヶ谷道場へ向かう。
研修を受けるためと
講座を行うためである。
その際、行きは、
西谷駅から、新宿へ向かう
JR直通列車に乗車する。
今の時期は、コロナの影響で
電車内の全ての窓は
10センチほど開いている。
でも、それでも、、、
車内に入ると、とても「涼しい」。
(あぁ~体が楽だ、極楽極楽。。。)
左側に寄りかかれる
座席を選んで座る。
その後、眼鏡を掛けて
推理小説や警察小説
読者大賞ノミネート作品を読む。
「おもしろい」本ばかりを
事前に選んでいるので、、、
新宿まではあっという間だ。
ある時、周りを見渡すと
ほぼ100%の人が眠っている。
その理由を考えてみた。
・この電車は、まだ知名度が低いのか
乗車率は半分がやっと。
→ 隣りに座る人がいないから
リラックスできる
・冷房が効いているので
冷たい乾いた空気が吸える。
→ 人は、湿った空気の環境下にいると
肺が重くなって体を壊すことがある。
・電車の揺れ
→ 適度に揺れることによって
睡眠と関係が深い背骨が緩む。
追伸
この時期の特長から考えると
キンキンに冷房が効いているために
眠る人が多くなるのだとわかる。
つまり、人間の体は
湿った暑い空気に弱いのです。
だから、昔から、、、
富裕者は、夏になると
冷涼な軽井沢、蓼科へと向かうのです。
ちなみに、、、
この軽井沢、蓼科を
日本で初めて紹介したのは
明治維新後、、、
日本に知識を教えにやってきた
ヨーロッパの人たち。特に、ドイツ人。
ドイツは、日本と比べて
寒冷な土地だから
ドイツ人は汗をかく習慣が無い。
つまり、汗腺が少ないのです。
だから、日本の夏場は
きつかったのでしょうね。
あれから、150年あまりが経過しました。
そして、現在、
日本は想像を絶するほどの
高温多湿の国になったのです。
これほどの激しい変化に
日本人の体はついていくことができない。
要するに、自分の体を変えるのではなく
環境(住居、居住地、冷房の使用など)を
整えていく方が正解な時代になったのです。
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