うつ伏せになった
患者さんの腰の外側
背骨から、指3本分外をさわったら、、、
「先生、痛いです」と言って身をよじる。
この箇所には、骨が無いはずなのに
骨のような感触がするのです。
ただ、体が老化すると、、、
胸郭全体が下がるため
12枚目の肋骨が腰の位置にくることもある。
筋肉だと判断し、やってみたら
実はそれが骨だったってこともある。
後で、痛くなった時は、、、
筋肉を緩めたのではなく
骨を傷つけたことなのです。
だから、注意が必要になります。
整体操法を長くやっていても
頭で「こんなもんかな」と思わずに
しっかり確認することは大事です。
確認したところ、、、
これは筋肉で間違いない。
その後、骨化した筋肉を緩めに入ります。
※骨化したと言うことは、
いつもいつも、この箇所が働いていることを示します
その際、最も大事な事は、、、
捉えている指先の力を緩めることなのです。
通常は、硬いのだから
つい、力を入れがちですが、、、
硬い時は、反対にいつもよりも
力を緩め、動かす速度を速めるのです。
追伸
この際に、、、
「この箇所は、働きすぎて
もうグロッキィ状態だ。
だから、初めはちょっと痛いと思う」
と、先に言っておく。
すると、、、
「痛い、痛い」と言う。
「もうちょっとだからね、、、」
「(その箇所が暖かくなり始めたら)
ん~ん、これでいいかな」
「あれっ、、、」
「痛くなくなってきた?」
「はい」
「芯が緩んだんだね」
「。。。。。。」
骨化した筋肉の中に
「ここ」と言う箇所があるのです。
「ここ」を見つけると
患者さんから信用されます。
なぜって、、、
「ここ」が患者さんがやって欲しい
究極の箇所だからです。
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