本日は、名著『葉隠』より、、、
【武士の基本九ヶ条】について取り上げ
感想を書いてみる。
●1つのことがわかると、
すべてのことがわかるきっかけとなる
→整体もいっしょ。一事が万事なのだ。
●へらへらと追従笑いを浮かべる者は、
男なら卑劣、女なら浮気者である
→手厳しい。
●公式の席での会話も日常会話も、
相手の目を見て話すこと。
お辞儀は最初にするだけでよい。
うつむいて話すのは不用心だ
→『葉隠』が書かれる前の時代は
生き馬の目を抜く戦国時代。
●(寒いからといって)袴の下に
手を突っ込むのは不用心である
→明治維新の幕府側の立役者である
山岡鉄舟は、いつでも刀を抜けるように
羽織の止め紐も胸元近くにあったとか
●文芸や学問の書物が必要なときは、
用が済んだらさっさと焼き捨てるようにと申された。
書物を読むのは公家の役目、
わが中野一門は樫の木刀を握って
武道に励むのが役目と申された
→武士階級に属した武人が
書くものに格調が高いのは
文芸や学問に習熟していた証拠。
●どの組にも属さず、
馬も持たないような者は、侍とはいえない
→「最後の侍」と言われた乃木希典は
自宅に厩を設置し愛馬で御所に通った。
●曲者とは頼もしい者のことだ
→曲者とは、本来そういう意味だったのだろう。
●朝は毎日七つ時(午前3時~5時)に
起床して行水し、月代を剃り、
朝食は日の出頃に済ませ、
暮れには床に就いて眠るのを
日課とせよといわれた
→午前3時起床か、、、(涙)
●武士は食わねど空楊枝。
下着は犬の皮でも、外着は虎の皮をまとうのだ
→漫画『こち亀』でも、、、
両さんのオヤジさんは
外からは見えない裏生地に
「お金」を掛けていたのを思い出す。
追伸
感想を書きながら
いろいろなことを思い出した。
楽しい作業だった。。。
参照:到知出版メルマガ
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