-井本整体横浜室-よしみ整体[鈴木好美]

神奈川県横浜市保土ヶ谷区西谷町766-4ルミエール1階

07.08 歳を取っても記憶力は変わらないとは本当のことなのか?

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歳を取ると、記憶力は衰えるというが
そうでもないようです

と、書くと、、、

(そんなことあるか)って怒られそうですが


池谷裕二『脳は意外とタフである』
(扶桑社新書)によると

歳を取れば、記憶力は衰えると
言った俗説に、反対の立場をとっています。

たしかに、老年性アルツハイマー病などの認知症になれば、
神経細胞は脱落して、記憶力は低下します。

でも、これは脳疾患の病気が原因であって
ほとんどの人が、そうはならない。


つまり、歳を取れば、記憶力が衰えると言うのは
ほとんどの場合、世迷言なのです。

だって、老年性アルツハイマー病などの
認知症になる人が100%ではないから。


解剖学的知見からは、脳の神経細胞の数は、
3歳以降はほぼ一定で、

100歳まで生きてもほとんど変化が
ないことが報告されています。


だから、歳を取ったからといって
脳という装置は経年劣化しませんから

当然、記憶力も変わらないってことになります。


でも、、、

(この頃、どうも記憶力が
無くなってきたのはなぜなの?)


それは、脳の劣化によるものではなく

「老化すれば記憶力が衰える」と
本人が勝手に思い込んでいることによるもの。


(え~っ、、、)


「その証拠を出しましょう。

米タフツ大学のアヤナ・トーマス博士が

18歳から22歳の若者と
60歳から74歳の年輩者を各64人集め、

あるテストを行いました。

そのテストとは、単語リストを覚えた後に、
別の単語リストを見て、どの単語が
記憶した元のリストにあったかを言い当てるテスト。

(きっと若者がいい成績を取るでしょうね)

その通り。

普通に、行ったテストでは、
若者の正解率は約50点、年輩者で約30点でした。

(やっぱりね。。。)


ところが、テストの前に博士が
試験者の前で、このテストは

「これはただの心理学の試験である」と
言った後での結果は、、、

若者・年輩者ともに約50点で差がなかったのです。

 

追伸
同じテストなのに、質問者があえて
記憶力を試すテストではないと限定すると

このように結果が、大幅に変わってくるのです。


要するに、普通の人間は
世間の常識と呼ばれる考えに
知らず知らずのうちに
引きずられるのですね。


それを避けるには、、、

日頃、付き合う人を変えなくてはなりませんね。

 

 

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