今日は、七田眞さんの
『超右脳記憶法:
記憶が映像となって見える』を
読んでの感想、および意見を書きます。
<九州のある高校生が
最福寺という真言宗のお寺に通って、
真言密教の行に熱心に参加しました。
そして大学入試を受けたとき、
ノートに書いたページが
そのまま頭に出てきて、
楽に答案が書けると
いう体験をしました>
→確か、真言宗開祖の空海が
実行していた記憶法があるのを思い出した。
それは、虚空蔵求聞持法
(こくうぞうぐもんじほう)
と、言う。
具体的には虚空蔵の真言
「ノウボウ アキャシャ ギャラバヤ
オン アリキャ マリ ボリ ソワカ」を
百万回唱えるというもの。
あなたもご存知だと思うけど
お経は、文字に意味はない。
もともと仏教は、インドで生まれた。
そして、中国の三蔵法師が
インドから仏典を持ち帰り
偉いお坊さんが
その後、漢字に翻訳したのです。
つまり、お経は
「音」に意味があるのです。
「鈴木さん、ホントですか?」
「例えばですよ、ちょっと例えが違うけど、、、
音には、それぞれ共鳴する
臓器があるのです」
「どういうことですか?」
「あなたが、口から発する言葉に
あなたの内臓が共振しているのです。
あなたは気合を入れる時
『えぃっ』って言いますよね。
この時、「アー」とか「イー」とか
「ウー」とか「オー」とか言いませんよね」
「言われてみれば、、、そうだ。
それに必ず「えぃっ」って言っている」
「そうなのです、、、
「えぃっ」っていう音に
意味があるのです。
※「えぃっ」と言うと
下腹に意識がきますね、、、
その結果、下丹田が充実し
体的には、もっともバランスが取れた
完全体になるのです。
詳しいことは、いずれまた
どこかで書きたいと思います。
要するに、
「ノウボウ アキャシャ ギャラバヤ
オン アリキャ マリ ボリ ソワカ」の
語感に、意味がある、と思っています。
このマントラが、記憶を高める
脳のある機関を
活性化せしめているのでは、、、
そこが刺激されることにより
超人的な記憶力のアップに
繋がるのではないか?
と、いうことです。
また、百万回唱えることも
何やら意味がありそうです。
冷静に、考えてみれば、
このマントラを1回音読するだけでも
最低3秒はかかるだろう。
つまり、
3秒×百万回=300万秒=50,000分
→833時間=34.7日
寝ないで、休まないで
音読しても、ほぼ一月かかるのだ。
しかし、実際は、
寝たり、食事したりとかで
1年はかかるのではないかと思う。
こんな手間のかかること
「効果」があるとわかっていても
何かと忙しい現代人はやりますか?
と、いうことなのです。
人間は、「いい」とわかっていても
単調かつ結果が出るまでに
時間のかかることは
やりたくない怠け者なのです。
と、いうことは、
・手間がかかる
・単調である
・結果が出るまでに時間がかかる
てなことを、やり続けることができれば、
その人は必ず「トップ」に
君臨することが出来るのです。
だって、100人いたら、
そんな単調なことを
1年続けられる人は、
1人か2人なのですから、、、
要するに、世間で言われている
成功者は人口の1%というのは
理にかなっているのです。
追伸
また、この本では他にも
<短い言葉の大量繰り返し暗示は
海馬の超記憶になる>
<まず入力を多くせよ、量が質に転換する>
など、たいへんタメになることが
多く書かれていました。
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