蝉は、仰向けになって
6本の脚を半ば曲げて死んでいた。
(、、、、、、)
よく見ると、、、
頭部がひしゃげている。
命、尽きる瞬間
飛び回って
道場のシャッターに
ぶつかって死んだのだろう。
子どもの頃から
虫が嫌いな鈴木。
手でさわるのも得意ではない。
でも、ほうきを使って
ちり取りですくう、、、
でも、それはできない。
内心びくびく
しながらだったが、、、
手でその蝉をすくった。
すくって、、、
道場の前にあるマンションの
植込みの中の地面に
そっと落とし込んだ。
そして、一握の土を
その上にかぶせた。
追伸
その頭上で蝉が鳴いている。
いつもと同じように鳴いている。
いや、泣いているのかも
しれないなぁ~と思った。
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