マー君(田中将大投手)がアメリカに
行ってからも好調を維持している。
今日は、その理由を書きます。
結論から言うと、
・股関節が柔らかいから
以前、張本勲が日曜日の
スポーツ番組でこう
言っていたことがある
「松坂大輔は、大リーグの野球場の
マウンドに合わない。
あちらのグラウンドは、
日本と違って地面が硬い。
股関節が柔らかくないと、
地面からの力を吸収することが
出来ないから
腰が使えず、手投げになる。
その結果じきに肩を壊す」
この考えは正しい
これに近いことは
元・巨人:桑田真澄も言っている
「中学生時に股関節のズレをなくすと、
潜在能力は100%引き出せる。」
(彼は、以前から投げ込みや
打ち込みなどを徹底する指導者に
疑問を持っていた)
※体の調整をする前に
猛練習するのはケガするだけ。
これには
わたしも同感
彼の言っている股関節の考え方は
(福井県大野市の山内整骨院)が
ベースにあるそうだ。
それは、
様々な動きの起点となる
“股関節”に注目し、
長年の股関節治療の中から
生まれた理論だそうです。
股関節のズレを整え、
しなやかな身体・完璧な股関節に
導くことで、運動力学に
裏付けされた理想の動き(フォーム)が
できるようになり、
ハードトレーニングによって
追い込んでも壊れない肉体、
自身でケアできる身体へと導くことで、
飛躍的身体能力に引き上げることを
可能とします。
この観点から見ると
股関節がうまく使えてそうにない
(二人とも、下半身が硬そうに見える)
・藤川球児(阪神)
・和田毅 (ソフトバンク)
らが、肩、肘を壊した
さて、マー君だ
以前から
彼は、尊敬しているダルビッシュから
股関節の硬さを指摘されていたそうだ
「股関節が硬いと下半身に
ふんばりが 効かなくなり、
上半身と下半身との
連動がしにくくなる
若いうちは、まだなんとか
もちこたえることができて
それなりのピッチングを
することが できるが、
もう一段ステップアップ するためには
股関節の柔軟性を 高めろ!」
とアドバイスを受けていた
そのアドバイス通り、
マーくんは、股関節を柔軟にする
トレーニングを3年間
毎日欠かさず行った。
その成果が、今年の
スゴイ成績につながったのだ
実際に、 昨年のピッチングフォームと
今年のピッチングフォームを
比較してみると
股関節が柔軟に使えるように
なっていることが一目瞭然だ
腰が粘れるために、容易に胸が開かず
ボールの持ちがよい。
その結果、コントロールがよい。
※マー君は、驚くほど与四球が少ない。
参考(6/6現在)
9勝1敗、防御率2.02
投球回84と2/3回
打者331人 与四球15
そして、この数字だ。
股関節を楽天に入団して以来
ケアしてきたマー君。
どうやら、”正解”だったようだ。
追伸
股関節は、整体でも
大変に重視している。
運動の面だけでなく
精神の安定の面でも
股関節はとても重要である。
試しに股関節の体操をしてもらうと
その後、頭がスッキリすることが
実感されると思うが、
どうだろうか?
大きな関節の近くには必ず
血管やリンパ管が走っている。
股関節の体操をすることによって
それらが活性化されるためであるが、、、
そういえば、マー君。
マウンドでは、ピンチに陥っても
焦ることなく淡々としている。
股関節がゆるんでいるためだと思うが。
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