「生命」には、ウィルスや病原菌から
「生命」を守るため、防御システムが、
生まれた時から備わっている。
特に、口、目、鼻、腸管など
粘膜からの異物侵入を食い止めると
言われているのが「粘膜免疫」。
口、目、鼻などは、、、
外部に突出しているので
ウィルスや病原菌が侵入する
イメージが湧きやすい。
しかし、、、
「腸管も粘膜である」と、言われても、
なかなかイメージは湧きづらい。
そんな時、こんな風に考えると
理解がしやすいかと思う。
つまり、食事をした際、、、
まずは「胃」で食べ物が、
ドロドロに分解される。
その後、小腸へと進み、
小腸の働きによって
初めて、栄養分が「体内」に吸収される。
この時に、もし、その中に
ウィルスや病原菌があれば、
小腸を介して、初めて「体内」に
吸収されるのです。
要するに、、、
小腸の外壁は
体の内側にある口、目、鼻で
あると考えてもいいのです。
東京大学教授である
新藤礼子先生によれば
<皮膚と粘膜で構造が
大きく異なるから>
以下、まとめると
皮膚は、、、
角膜層、真皮など細胞層が
幾重にも重なるためウィルスや病原菌が
「体内」に侵入しづらい。
一方、、、
口、目、鼻、腸管などの粘膜は、、、
皮膚と違い、細胞層の仕切りが
たった1つしかない。※内皮細胞
だから、ウィルスや病原菌が、
容易に「体内」に侵入しやすいのです。
そのため、「生命」は、、、
ウィルスや病原菌が、
容易に「体内」に侵入しやすい
口、目、鼻、腸管などの粘膜に
強力な免疫システムを作り上げたのです。
※特に、面積が広い腸には
最も強力な免疫システムを
作り上げたのです。
ちなみに、人体上、
多くの面積を占めるのは
全身に張り巡らせた皮膚
と、考えがちだが、、、
実際は、腸である。
皮膚の200倍
追伸
整体的に言うと、、、
腸の働きを、免疫に対して
健全かつ強力にするには
太ももの強ばりを
緩めることが重要なのです。
正座の状態から、、、
いく分脚を開いて
後ろに寝ることができれば
太ももは緩んでいると
考えてもよいでしょう。
言い方を変えれば
そんな方は、免疫力は
あると考えて「いい」と思う。
なぜなら、腸と太ももとは
関連性が濃いから。
新型コロナ感染に感染するかどうか
日夜、心配している方は、
太ももを伸ばすことを
考えた方が、最適かと思う。
参照:朝日新聞2020/12/26
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