※80代の女性としておく
「先生、右手の親指が
いうことを効かないの、、、
テレビでは、手首周りが
悪いと言っていたわ。
(と、言いながら、、、
右手の親指の根本を盛んにさする)
あぁ~
、、、、、、
改善方法は手術しかないと
言っていたのよね。
こちらで何とかなるかしら?」
※30代だったら、
すぐに「喧嘩」している。(苦笑)
「俺を試すのかよ?」と、、、
しかし、鈴木も「大人」になりました。
年齢を重ねた人がおっしゃることには
反論せず、お聞きします。
ちょっと話しは変わるが、
近ごろでは、、、
この女性の患者さんのように
健康に関する情報の摂取力は
凄まじいものがある。
そのどれもが、「正しい」と思う。
しかし、整体の診方は
そのどれもとは根本的に違うものなのです。
「●●さん、
右手の親指の動きが悪いのは
手首の関節に余裕が
無いからだと思います」
「へぇ~そうなんですか?」
「だから、ここの動きを
スムーズにしていきますね」
「はいっ」
右手の手首を、
左手で大きく包み込む。
(右手首の親指側の骨が
下がっているなぁ~
これでは、右指が自由に
動かないのはあたり前か、、、)
そして、右手全体を
やさしく握りながら引っ張って、
手首全体を緩めていく。
緩まない時は、
前腕の筋肉を挟みながら
前後、左右すると手首が緩んでくる。
その後、肘の関節を
同じように緩めていく。
次は、肩関節。
と、いう具合に、、、
末端から中心に向かっていく。
次に、お腹を診て、、、
なぜ、そうなったかを確認する。
すると、肝臓、胆のうの箇所に
異常点があるので「そこ」を調整。
追伸
つまり、肝臓、胆のうの箇所を
大きく囲っている肋骨が下がったために
二次的、三次的に
影響が出たものと思われる。
しかし、体の末端である指先に
異常が出たことは、、、
軽症では無いことを示す。
だから
「●●さん、体の先の方に
異常が出ているので、、、
1回や2回では解消しないです」
と、言っておく必要があります。
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