「先生、このところ右のお尻が痛いのです」
「(右のお尻のえくぼより上の箇所をさわりながら)
ここが痛いのでしょ?」と、言うと
「よく、わかりますね」
「まぁ~長くやっていますからね」
なぜ、わかるのかと言えば
お尻が痛いと言う方は
たいてい「ここ」が痛くなるのです。
長くやっていると
そんなこともわかってきます。
実際には、その前に
痛い側(右側)と痛くない側(左側)の
お尻を大きく挟んで確認しているからです。
痛い側(右側)には、痛いだけの理由が
その形状に現れているからなのです。
もうちょっと突っ込んで言うと
痛い側は、挟みにくくなっています。
こんな時は、右脚と関係が深いのです。
右脚の外側が硬く
内側には力がありません。
早速、「横寝の股関節体操」を
やってみることにしました。
右を上にして、横寝になってもらい
右脚の膝を曲げてもらい天井方向に
若干、持ち上げてもらいます。
すると、足先が膝より上に上がらず
ダランとしています。
これは、右脚の内側の筋肉が
弱っているためです。
「●●さん、(内側の筋肉をさわりながら)
ここを意識してください」と言いますが、、、
「力が入る感じがしない」と訴えます。
※筋肉が弱ると、そのようになります
追伸
このままでは埒があかないので
膝から下にある骨の内側を
刺激していきます。
ちょっと痛いようで、、、
「先生、痛い痛い」と言いますが
一気にやっていきます。
その後、もう一度、
「横寝の股関節体操」をやっていただくと
先ほどと違って足先が膝より上に上がります。
「痛いとおっしゃっていたお尻の箇所に
響くのがわかると思いますが、、、」
「わかります」
「これが原因です」
「。。。。。。」
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