長く通って下さる方。
「先生、右ひざの上が痛いんです」
「・・・・・・」
「初めて痛くなったので
ちょっと不安で、、、」
「初めては不安ですよね」
「蒸しタオルを3日続けたら
楽になりました。
でも、今度は、右の腰が
痛くなってきました」
「蒸しタオルをやられたのは
いい選択でしたね。
右の腰が痛くなるのは
体が良くなっている証拠。
悪い時は、ひざに異常を感じ
良くなると、腰に異常が移る」
仰向けになってもらって
痛い側の右脚と
痛くない側の左脚とを比べる。
※これは、とても重要。
痛くなる側には、痛くなる原因がある。
そして、その違いを感じることで
「何」をすべきかがわかってくるのです。
その違いを調整した後、
「お腹」を診る。
脚を調整したのにも関わらず
変化していない箇所を見つける。
ありました。。。
「お腹」の右上の箇所
肝臓に近いところ。
そこが、「ストン」と力が抜けていました。
この箇所は、「ストレス」と
最も関係が深い箇所。
「肝を病む」と昔の人が言ったように。
この箇所をさわりながら
「ここ、感じますか?」と、あえて聞く。
「感じない」と、2秒置いて答える。
(これは、重症だと、、、)
この方は、いつもは反応が速いので
余計に心配になる。
通常は、ここから首の骨と合わすのだが
どうもしっくりこない。
とっさに、左手の中指で
頭皮の左側を不規則に叩く。
すると、「ストン」と抜けた箇所に
若干だが反応があった。
それを、すぐさま捉まえる。
※お腹と頭皮は関係が深い
追伸
このように、、、
「お腹」はとても重要です。
また、「お腹」は、頭と関係が深い。
今の世の中、
いろいろと頭に負担が掛かることが多い。
そんな時に、「お腹」の調整は
ほんとに最重要なのです。
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