さて、先日の続き。
<また、運動も重要である。
身体を動かして多くのATPを消費すると
ATPが不足するが、
そうなると細胞は
ミトコンドリアを増やせ、という指令を
出すことがわかっており
これがミトコンドリアの増加に
つながるのである>
複雑になってきたので
ここで、おさらい。
ATPとは、アデノシン3リン酸のこと。
これは、細胞内にある
ミトコンドリアで生成される。
その仕組みは以下の通り。
人体が呼吸をする
→その酸素を使って、食事によって得られた
糖、脂肪、たんぱく質を分解する
→ATPが生成される
このATPが、人体活動すべての
エネルギーとなっている。
また、今回の新型コロナウィルス感染を
食い止める免疫の力ともなっている。
つまり、ミトコンドリアの生成には
「酸素」の供給が絶対不可避だと言うこと。
だから、「酸素」を人体に
過不足なく供給するには
運動が重要ですよ、となる。
追伸
一般の人の感覚から言えば
「運動」は、歩くこと
と、まずは発想するに違いない。
でも、ここで1つの考え方を提唱したい。
それは、人体にある全ての細胞の中の
ミトコンドリアの中で、、、
最も働いていない箇所にだけ
「酸素」を供給した方が
合理的ではないのか?
と、言う視点だ。
その方法はあるのか?
ある。
それが、井本整体で推奨している
人体力学体操なのです。
呼吸を、酸素の吸収と、
言い換えてもいいが
呼吸(=酸素)が入りにくい箇所は
骨でも、筋肉でも硬いことが多い。
その箇所だけに刺激を入れ、
大きい呼吸(=酸素)を入れる
人体力学体操は、
最もその目的に合致している、と思う。
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