ある50代の男性
「先生、、、
右足の中指と薬指の間に
水虫ができてツライのです」
「どんな状態なのですか?」
「中指と薬指の間が
縦状に割れています。
そして、とても痒いのです」
「そうですか、、、
風呂上がりに、
しっかりタオルなどで
拭いていらっしゃいますか?」
「拭いています。
けど、あんまり改善しないですね」
「そうですか」
足を早速、診てみる。
まずは、両足を確認する。
痒みが出ているのは
右足だが、、、
両足を確認することで
おおもとの原因を
知ることができるのです。
すると、右足の内くるぶしが
下がっているのが顕著だ。
※内くるぶしが下がると
中指と薬指の間に重心が掛かる。
重心が掛かると、血行が悪くなり
水虫の菌が繁殖しやすい。
「この右足の、、、
内くるぶしの下がりが
水虫が治らない原因と思います」
「鈴木さん、どういうことですか?」
「足の指は、親指が
一番太いですね」
「そうですね」
「なぜ、一番太いのか?
と、考えるとわかりやすいと思います。
つまり、体重を支えるために
わざと大きく出来ているのです。
本来なら、足の親指に
力が掛かることが正しいのです」
「そんな考え方をするのですか?」
「はい。
旧石器時代、ラスコー(=フランス)で
発見された人の祖先と
思える旧人の足跡も
親指が太かったですから。
かなた昔から、、、
人間は、親指に重心が
掛かるように設計されているのです」
追伸
と、いうことで、、、
右足の内くるぶしを
上に挙上しました。
終わった後、
中指と薬指が伸びるように
なったので「よし」と判断しました。
※過度に掛かった力が抜けたから
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