ある患者さんから
操法後、こんな質問があった。
患者さんをFさんとする。
※性、年齢は多少変えています
Fさん「今日もありがとうございました
先生、ところで質問があるんですけれど
今、いいですか?」
鈴木「はい、いいです。どんなことですか?」
Fさん「実は、家族の者がむち打ちに
なってしまったんです。
次の日から痛い、痛いと言っています。
何か、楽になるいい対処方法はありますか?」
鈴木「病院には行かれたのですか?」
Fさん「はい、行きました。
首にハーネスを巻いて
帰ってきました」
鈴木「レントゲンは撮りましたか?」
Fさん「撮ったけど異常は見当たらなかったそうです」
→そうなのです。
レントゲンには映らないのです。
以前、保険会社にいた時
自動車保険のお客さまが
むち打ちの被害者になられた時にも
レントゲンには異常が
出ないことがほとんどでした。
一度、そのへんのところをドクターに聞いたら
「鈴木さん、レントゲンに異常が出たら
四肢マヒするぐらいの大ごとなんだから」
と、言われました。
話しを戻します。
鈴木「Fさん、その家族の人はぶつけられた後
親指と人差し指は痺れましたか?」
Fさん「痺れていないそうです」
→親指と人差し指が事故後痺れていなければ
本物(=重症)のむち打ちではないのです。
指が痺れていないのに、
首や肩が張るのはニセのむち打ちなのです。
テレビやマスコミの洗脳によるのです。
鈴木「それなら、頭をだらっと下げた時に
出っ張る骨をくるむように
蒸しタオルで熱刺激をしてください。
3回繰り返してください。
2回目、3回目の時は赤くならない箇所に
タオルを小さくして当ててください。
もし、痛みが出るようなら
すぐに中止してくださいね」
Fさん「はい、やってみるように言います」
追伸
その2週間後、Fさんが操法に
お見えになりました。
鈴木「むち打ちの人、どうでしたか、、、?」
Fさん「おかげさまで楽になったって
言っていました。
もう痛みもないようです」
と、いう具合にニセのむち打ちだったので
すぐに回復したようです。
もし、これが本物のむち打ちだったら
潜在意識の修正が必要になり
なかなか厄介な事なのです。
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