女性のある患者さんに
鎖骨への蒸しタオルを教えた。
3日後、、、
その患者さんから
電話があった。
※たいてい良くない連絡だ
「先生、言われたとおり
蒸しタオルをしているのですが、、、
(間)
あれから、鎖骨のところが
痛くなってきたんです。
どうしてですか?」
※こういう質問には
即答で答えないといけません
「鎖骨ですか、、、
外側、真ん中、内側の
どの辺ですか?」
「内側です」
「そうですか、、、
ところで蒸しタオルをした後
そこって濡れていますけど
そのままですか?」
「そうです」
「そうですか。
なら、濡れたままにしていたので
体の中が冷めてしまったのでしょ。
冷めると筋肉が硬くなるから。
それで痛くなったのだと思います」
「蒸しタオルの後は
拭かずにそのままでした」
「●●さんには、辛い思いを
させてしまいましたね。
きっと、私の説明が
足りなかったのでしょう。
今、痛い箇所に蒸しタオルを
2度当ててください。
2度目の後、、、
乾いたタオルで
湿気が無くなるぐらい
完璧に拭きとってください。
そして、様子をみてください。
何かあったら
遠慮なく連絡をください」
「はいっ、わかりました」
追伸
その後、連絡は無いので、、、
まずは「大丈夫」でしょう。
このように
切れる刃(=やいば)は
自らを壊すこともある
のです。
もちろん、、、
切れる刃(=やいば)とは
この場合、蒸しタオルのことです。
効果が高い分
予後の処置を間違うと
「痛み」が生じる場合もあります。
ここで、おさらいをします。
蒸しタオルを当てた後は
必ず乾いたタオルで
その湿気を拭きとること。
これが「重要」です。
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