ある女性が、
「猫背をなんとかしたい」
と聞いてきた。
なぜ、そんなことをきくのか、と聞いたら
ある女性の雑誌を見ていたら
『猫背は健康に悪い』
という特集が組まれていて
読んでみたら、結構自分に
当てはまっていた。ということらしい。
実際に、猫背は健康に
良くない影響を与えるのは確かです。
整体では、顔の側を健康か
どうかの判断に使わず
背骨を見て判断する。
(顔は、お化粧をして
ごまかしがきくから)
(それに比べ、背中には
その人の”年輪”が自ずと表れる)
よい時の背骨は、
小さいこどものように弾力がある。
悪い時の背骨は、硬い。
鮮度の落ちた焼き魚のように
背骨から身がすぐに取れない。
(背骨が、単独で働いておらず、
周りの筋肉の助けを借りている)
つまり、背骨が肋骨側に
引っ張られている時は、よくない。
まるで、猫背の状態の時といっしょ。
そんな時、両側の肩甲骨の下が
外に開いて背中が大きく見える。
昔の、”肝っ玉母さん”の
ような背中になっている。
そんな時、背骨は両側の肋骨側に
引っ張られているため
凸したようになっている。
すると、鮮度の落ちた魚みたいに
背骨の際の筋肉が盛り上がってくる。
その筋肉の下を、脳からの神経が
通っていているため
神経がたどり着く器官に
影響が出る。
例えば、
胸椎の6番目の骨の左側がつぶれれば、
胸椎の6番目の左から出ている神経は
胃袋に行っているため
胃の調子が悪くなる
ということになる。
要するに、
猫背になると、背骨の際の筋肉がこわばる。
その結果、その筋肉の下を通っている
神経の働きが阻害され、
ある特定の器官がダメージを受ける、
ということ。
今日は、ほんのはしりだけ書いた。
明日から、だんだんと掘り下げていきます。
詳しく書いていくのでお楽しみに。(^o^)
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