このブログでは熱中症対策に
ポカリの冷水割りが
「いい」となんべんも書いてきた。
すると、私のブログを
読んでいらっしゃる
患者さんからこんな話しを聞いた。
「ポカリの冷水割りもいいけど
(私は)糖尿の気を持っているから
甘いのはちょっときついのよね」
「(なるほど。)
じゃ~●●さんは
どうされているんですか?」
「梅干しなのよ」
「梅干し?」
「妹が教えてくれたの」
「・・・・・・」
「その妹というのは、
テニスをやっているんだけど、、、
お姉ちゃん、梅干しがいいって言うの」
※この妹さん、年齢は60歳前後かと
患者さんの年齢から換算しての話なのだが
「妹が所属しているテニスのクラブで
教わったみたいなのよ。
それで、(私も)やってみたところ、
いい感じなのよ」
「この前も、足がつったのよね。
それで、あぁ~そうだ。
妹が言っていた梅干しだと思って
(いつも自家製で作っている)
梅干しを3粒食べたら
すぐに治ったのよ」
※確かに、この患者さん、
真夏だというのにすこぶる元気なのだ。
(なるほどなぁ~)
そこでちょっと「梅干し」について
調べてみた。
梅干しの原料である梅は中国が原産。
梅干しは、本来、梅酢を作った後の副産物だとか。
はじめは食用としてではなく
「漢方薬」として利用されたらしい。
※黒焼きにして腹痛の治癒、
虫干し、解熱、腸内消毒など
梅干しに含まれているクエン酸が
人体の傷口の消毒に役立つらしい。
実際、平安時代には村上天皇が
梅干しと昆布茶で病を治したと
いう言い伝えもある。
(ふむふむ)
戦国時代になると梅干しは大活躍。
保存食としてだけではなく、
傷の消毒や戦場での食中毒、
伝染病の予防に、、、
(なるほど、、、そういえば子供の頃、
母親が作る弁当は
決まって日の丸弁当だった。
理由を聞くと「腐らないから」と言っていた)
また、おもしろい使われ方としては
合戦中の休息に梅干しを見ることで
唾液分泌を促進させ、
脱水症状を防ぐ目的にも使われた。
(これを見つけた人は、
パブロフの犬の条件反射より
ある意味、最先端だったんだね)
と、いうわけで
熱中症対策に「梅干し」を食べるのも
まんざら悪いことじゃないらしい。
早速、昼のおにぎりは
梅干しにしてみようと思う。
そして、その後、体の調子は
どんなもんだか実験したいと思う。
ではでは。。。
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