3/25(水)14:27
井本整体本部道場でのこと
鈴木が、ある女性の後輩に
人体力学体操を指導していた。
出された課題とは
ちょっと違ってはいたが
右の肋骨の2枚目、3枚目を
引っ掛けって伸ばす
体操をしていた。
そこへ、井本先生が
やってくるのが気配でわかった。
緩めるべき肋骨も
右手でしっかりとマーキング。
左手で後輩の右手の肘を
引っ張りながら合わせていた。
目標にしている肋骨も
中が緩み、暖かくなってきた。
後輩も「中を集め集めしているのが
わかりました」と、言っている。
(これは、かなりうまくいっている)
と、内心、思っていたら、、、
背後から、先生が
「きいていない」と、ひと言。
そして、立ち去られた。
「きいていない」って?
・効いていない?
・聞いていない?
・利いていない?
・聴いていない?
追伸
たぶん、、、
「効いていない?」の
「きいていない」だろう。(涙)
何がまずかったのか?
・角度
・声の掛け方
・時間が掛かり過ぎ
・相手の要求に応じていないのか?
・体操を終えた後の手の離し方
・目線を目標から外していたのか?
などが、瞬時に
脳裏に浮かぶ。
明日から、、、
その理由を探るべく
研究をしなくてはいけない。
しかし、先生は優しい。
その3日後の3/29(日)の
初等講座でヒントをくれた。
この日は、初等講座最後の日。
今ままでの「おさらい」をした。
最後に、外くるぶしを上げる
練習があった。
その頃、井本先生が
操法を終えてから
初等講座に参加してくださった。
その後、先生と目が合う。
ちょっとの間をおいて
先生が鈴木の足を
さわってくれた。
「この足は硬いけどやりやすい。
足首を抜くにしても
くるぶしを上げるにしても
裏を引っ張ることは重要だね。
ただ、四本指で引っ張るより
二本指で引っ張る方がいい」
(二本指?)
ここで、「はた」と気付く。
この前の(鈴木の)肋骨上げは
四本指で上げたために
途中で緩んでいたのだと。
その後、プロ講座に
先生が、胸椎9番の体操を
指導しているところを見た。
当然、見るべきところは
先生が引っ張っている箇所の手の様子。
確かに、四本指で引っ張っておらず
二本指で引っ張っている
と、いうことがわかった。
先生は、このことを
教えたかったのだと思った。
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井本先生の本も音読しているんですか?